目指せ!1人イチゴ1個分のゴミ減量 保育園で授業
九州朝日放送
循環型社会の実現に向け、1人1人が出すごみを減らすための啓発キャンペーンが、北九州市の保育園で行われました。キーワードはイチゴ1個分です。 鼻と口には「エコ」の文字。温暖化が進むふるさと北極を守るためやってきたシロクマの「ていたん」が出張授業を行いました。 園児たち「パチ!ポン!ギュー!」園児たちは電気をこまめに消す、ごみを分別して捨てる、水道の蛇口を閉めるなど、エコパワーがたまる方法をていたんと一緒に学びました。 2030年度までに1人当たりの1日のごみの量を420g以下にするという北九州市の目標。そのキーワードは…「大きなイチゴ1個分です」 「ていたん」の大好物でもあるイチゴ1個分、30gのごみを1日削減することで目標を達成できるんです。 園児たちはお菓子やティッシュの箱を、回収ボックスに入れてリサイクルすれば、ごみを減らせることを聞いて、家のごみの分別を「ていたん」と約束しました。 イチゴ1個分のごみを減らすためにできることをまとめてみました。 牛乳パックやティッシュの箱、ラップの芯を分別すれば、1つで30グラム、イチゴ1個分のごみを削減できます。 またシャンプーなどを詰め替えボトルに詰め替える、500ミリリットルのペットボトルを買わずに水筒を使うことで、こちらも一回につきイチゴ1個分削減です。 さらに生ごみを絞ることで、ごみの削減だけでなく、暑い時期のにおい対策にもなるということです。
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