太田忍が「普通にやれば負けない。1Rでヒジで決める。極めの体勢に入ったら初の一本勝ちもある」と自信満々【RIZIN.46】
「RIZIN.46」(4月29日、東京・有明アリーナ)の前々日インタビューが4月27日、都内で開催された。 リオ五輪のレスリング、グレコローマンスタイル銀メダリストの太田忍(THE BLACK BELT JAPAN)が「普通にやれば負けない」と気炎を上げた。 太田は元RIZINフェザー級王者の牛久絢太郎(アメリカン・トップチーム/K-Clann)と対戦する。牛久は今回の試合からバンタム級に階級を落としての試合となる。 太田は牛久については「パアしかないでしょ。この間の試合を映像で見ていても、パアのところで止めたり巻き戻したりしちゃう」、試合については「普通にやれば負けないと思う」と語ったうえで「1Rでヒジで決めます」とフィニッシュまで予告した。 もっともこの後、牛久については「フェザー級でチャンピオンになってからATTに行っている。もともと強い選手がさらにATTにいって最先端の技術などを落とし込んで相当強くなっていると思うけど、僕も相当強くなっているので大丈夫だと思う」とも語った。 扇久保がYouTubeで勝敗予想として太田の一本勝ち。すごく強い技を持っているなどと語っていることについて「秘密兵器として何個か極める技を準備しています。理想は近い距離でガンとヒジを当てたい。極めの体勢に入ったら極める技もあるので初の一本勝ちもあると思う」と自信満々。
牛久が階級を落としてくることの影響については「どうなんですかね? 同じ階級で計量するので、あまり変わらないんじゃないですか。僕も普段は70kg以上あって、結構落としている。前日同じ体重で計量して臨むなら、でかいとかフィジカル差は気にしていない」と語ったうえで「レスリング時代にロシア系とかキューバ系とかあのへんの化け物のフィジカルを体験してきているので、そのへんに比べたら屁とも思わない。気にならない」とさらり。 勝敗のポイントについては「テイクダウンして殴っている時間が長ければ長いほど僕は有利。相手に何もさせず自分が攻撃しダメージを与え続けている状況が長ければ勝てる。それがMMAなので。相手に何もされない、自分が圧倒的にやる。フィニッシュを狙っていく。いつも狙っているし、それが理想」と語った。 太田がかねてから狙い続けるバンタム級王座については「これに勝って、あと1回、2回目くらいでタイトルに行けるかなと思っている。それはRIZINの意向などもあると思う。選手との兼ね合いもある。自分がどうしたいだけじゃ通らない。2連勝したらタイトル挑戦権はある程度あると思っている」との目算。そして「牛久選手に勝てば井上直樹選手とやることも十分可能と思っているので、まずこの試合に勝って、しっかりケンカを売りたい」などと王座戦線への殴り込みを宣言した。
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