363人で描く“平田愛” /島根
<センバツ2020> 第92回選抜高校野球大会(毎日新聞社、日本高校野球連盟主催)に21世紀枠で出場する平田(出雲市)で27日、出場記念の人文字の撮影とセンバツ旗授与式があった。 【動画】センバツ出場校、秋季大会熱闘の軌跡 同校1、2年生と教職員計317人に加えて地元の平田保育所の園児46人が、同校グラウンドで「平♡田 2020」と描き、毎日新聞社のヘリコプターが飛来して上空から撮影した。生徒会長の安食拓海さん(2年)は「甲子園が近付いてきたのだと実感し、わくわくしている。平田地域の思いを背負い、悔いの残らないようプレーしてほしい」と話した。 ◇センバツ旗授与も 続いて行われたセンバツ旗授与式では、野球部の選手とマネジャーが整列し、坂根昌宏校長が「甲子園出場を機に学校が一つにまとまり、応援しようという雰囲気が高まっている。全員で盛り上げたい」とあいさつ。岩崎誠・毎日新聞松江支局長から保科陽太(ひなた)主将(2年)に校章と校名が描かれたセンバツ旗が渡された。 保科主将は「これまでの先輩たちの思いを背負い、地域の皆様や卒業生、全校生徒と一緒に校歌を歌えるよう頑張りたい」と誓った。【鈴木周】