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福岡管区気象台発表は2日午前5時半、大雨と暴風に関する九州北部地方（山口県を含む）気象情報　を発表しました。2日昼すぎにかけて土砂災害に厳重に警戒するよう呼びかけています。 【写真を見る】山口県を含む九州北部地方　2日昼すぎまで土砂災害に厳重警戒を（山口県、福岡県、大分県、佐賀県、熊本県、長崎県）八幡西区、山口県萩市では200ミリ超 発表内容は以下のとおり。 山口県を含む九州北部地方では、2日昼過ぎにかけて土砂災害に厳重に警戒し、低い土地の浸水、河川の増水や氾濫に警戒してください。沿岸の海域では、2日昼過ぎにかけて暴風やうねりを伴った高波に警戒してください。 [気象概況] 　東シナ海にある低気圧から前線が九州付近にのびています。この低気圧や前線に向かって、暖かく湿った空気が流れ込んでいるため大気の状態が非常に不安定となっています。また、気圧の傾きが大きくなっています。 　このため、九州北部地方では、2日昼前にかけて局地的に雷を伴った非常に激しい雨や激しい雨が降り、大雨となるでしょう。これまでの大雨で地盤が緩んでいる所や河川が増水している所があり、土砂災害や浸水害、洪水災害の危険度が高まっています。また、落雷や竜巻などの激しい突風のおそれもあります。 　対馬海峡と九州西海上では2日昼過ぎにかけて、非常に強い風が吹き、九州西海上ではうねりを伴った大しけとなる所があるでしょう。 [雨の実況] 1日04時から2日05時までの降水量（アメダスによる速報値） 　　山口県 　　　　萩市土原　200.5ミリ 　　福岡県 　　　　八幡西区鷹の巣　228.5ミリ 　　大分県 　　　　日田市椿ヶ鼻　68.0ミリ 　　佐賀県 　　　　伊万里　224.0ミリ 　　熊本県 　　　　山鹿市鹿北　69.0ミリ 　　長崎県 　　　　平戸　302.5ミリ [雨の予想] 2日に予想される1時間降水量は多い所で、 　　山口県　70ミリ 　　福岡県　70ミリ 　　佐賀県　40ミリ 　　長崎県　60ミリ 　　大分県　60ミリ 　　熊本県　50ミリ 2日6時から3日6時までに予想される24時間降水量は多い所で、 　　山口県　120ミリ 　　福岡県　120ミリ 　　佐賀県　　80ミリ 　　長崎県　120ミリ 　　大分県　120ミリ 　　熊本県　100ミリ