神戸蘭子「大卒で就職した会社からまさかの展開」元JJモデルが芸能界に入るまで
タレント活動は実質5年間。バラエティやユニット活動で鮮烈なインパクトを残した神戸蘭子さん。大学生活も就職も「ふつう」に過ごすつもりが、モデルやタレント活動するまでに至ったきっかけを聞きました。(全4回中の1回) 【画像】40代でも昔のまま体型をキープしてステキな一面を魅せる神戸蘭子さんほか(全27枚)
■「渋谷怖い」からJJモデルになったきっかけ ── 雑誌のモデルやバラエティ番組でご活躍されていた神戸さんですが、学生時代はどんなタイプでしたか? 神戸さん:中学、高校時代はハンドメイドが好きでした。洋服や小物などを作ったり、バレエを習っていたから、発表会の衣装を自分で作ったりもしていました。
高校生になると、おしゃれに興味を持つようになり、当時流行っていた『JJ』や『CanCam』などの雑誌を見るように。当時はギャルファッションが流行っていましたが、住んでいた宮崎県ではギャル系の子はほとんどいませんでした。私もごくふつうの子だったと思います。 ── 大学進学を機に上京されたそうですね。 神戸さん:そうです。洋服を作る勉強を本格的にしたかったのと、上京したい気持ちがありました。ただ、親が厳しくて「上京するなら四年制大学に行かないとダメ」と条件を出されたんです。
それで、服作りのパターンや技術を学べる文化女子大学(現在の文化学園大学)服装学部服装造形学科に入学が決まりました。 ── 上京後、雑誌に出るようになったのはどんなきっかけですか? 神戸さん:渋谷で声をかけられたのがきっかけです。当時はしつこい声かけを禁止する「迷惑防止条例」がなかったから、街を歩くとスカウトやキャッチセールスがすごくて。知らない人から声をかけられるのが本当に怖くて、警戒しまくっていたんです。
でも、あるとき同世代の女性2人が話しかけてきて…。つい立ち止まって話を聞いてみたら、すごく熱心に「ぜひ、メイクモデルの撮影に来てください!」と誘われました。 断れないまま一緒に行ったのが、雑誌『JJ』の撮影スタジオでした。その場でプロのメイクさんにメイクしていただいて、撮影を行い、雑誌に掲載されることになりました。 ── スカウトされてすぐに誌面デビューしたのですね。雑誌に掲載され、周囲はどんな反応でしたか?