【広島】小園海斗が8回に執念の激走同点打!DeNA・東から猛打賞で今季11打数9安打の乱れ打ち
◆JERAセ・リーグ DeNA―広島(24日・横浜) 広島の小園海斗内野手が、執念の一打を放った。0―1の8回2死三塁から激走で適時内野安打をもぎ取った。試合前までリーグトップの得点圏打率4割7分2厘を誇る4番打者が、試合を振り出しに戻した。 8回は無死から秋山が中前打。この試合初めて先頭打者が出塁すると、矢野が初球で犠打成功。菊池の遊ゴロの間に三塁に走者が進んでいた。 小園は初球ボールの後、2球連続の見逃しで追い込まれながら、2ボール2ストライクからの5球目を一、二塁間にはじき返し、一塁・オースティンが横っ飛びで好捕も、脚力で勝った。 難敵左腕から待望の得点を奪った。DeNA・東に対し、チームは昨季からCSを含めて9戦負けなしの5連勝を許していた。今季は3月29日の開幕戦(横浜)で先に3点を奪ったが、逆転負け。5月3日の本拠戦は7回1/3を無失点に抑え込まれ、この日も7回までゼロ行進を続けていた。 小園はこの日、4回と6回にも安打を放っており、猛打賞をマーク。東に対しては今季これで11打数9安打、打率8割1分8厘と乱れ打ち状態だ。
報知新聞社