三原市の産廃処分場、搬入と埋め立て再開を許可 基準超え鉛検出問題 広島県が水質適合を確認
広島県三原市本郷町南方の民間の産業廃棄物最終処分場から染み出た水に法定基準値を超える鉛が含まれていた問題で、広島県は4日、事業者のJAB協同組合(東京)による廃棄物の搬入と埋め立ての再開を認めた。 【地図】三原市の産廃処分場 事業者の改善措置後、県が産廃場近くで採取した水の水質が基準に適合したことを確認した。県は搬入再開後も「行政検査を強化する」としている。 県は8月14日、処分場から染み出た水から法定の水質基準の最大1・8倍の鉛を検出したと公表し、組合に搬入と埋め立てを中止するよう7日付で行政指導していた。
中国新聞社