「マンガと自然がテーマ」 大阪・関西万博へ出展の鳥取県 期待と課題
来年開催されるビッグイベント「大阪・関西万博」。 国内外から2800万人以上の来場が見込まれる大阪・関西万博には、鳥取県も出展します。 【写真を見る】「マンガと自然がテーマ」 大阪・関西万博へ出展の鳥取県 期待と課題 鳥取県 関西本部 万博推進室 倉本義隆 課長補佐 「期待度は200%ですかね」 大阪・関西万博への期待度を「200%」と話すのは、鳥取県の担当者。 その鳥取県は関西広域連合が設置する「関西パビリオン」の一区画に出展する計画です。 パビリオンは六角形をしていてそこに8つの府県が同居します。 鳥取県 関西本部 万博推進室 倉本義隆 課長補佐 「今回の鳥取県の出展については、マンガと自然がテーマになっています」 鳥取県ゾーンのメイン展示では、鳥取砂丘の砂を敷き詰め壁を鏡張りにして広大な砂丘を表現。 来館者にはARカメラを内蔵した虫めがね型のデバイスを持ってもらい、観光・グルメ・工芸など県の魅力アイテムを発見してもらう仕掛けを考えています。 万博の開催期間は来年4月13日~10月13日までの184日間。 想定来場者数は2820万人で、鳥取県はブース来場者数の目標を30万人としました。 そして、もう1つ大きな目標があるんです。 鳥取県 関西本部 万博推進室 倉本義隆 課長補佐 「これを機会に多くのインバウンドのお客様に本当の日本の良さが残る鳥取県に訪れていただきたいと思っている」 インバウンド客の県内への誘客です。 鳥取県は、県自体を仮想ではなく実体験ができる「とっとリアル・パビリオン」と 位置づけ、来年4月~10月の誘客数を過去10年間で最多の740万人とする目標を設定しました。 そのための施策として、県の魅力を紹介するポータルサイトを開設したほか、今後、様々な観光コンテンツの開発、万博会場ではクーポンの配布などを検討しています。 鳥取県 関西本部 万博推進室 倉本義隆 課長補佐 「県内の機運醸成というところで、まだまだ多くの方にきちんと知ってはいただけてない状態かと思います。(今後)多くの県民のみなさんに万博の開催をお伝えしていきたいと思います」 「これを機会に鳥取県の認知が世界中に広がって多くのお客様、関係人口もどんどん増えていけばいいなと思っています」
山陰放送