7戦6発で長打率は驚異の1.000超え! 古巣に牙を向いた“6月男”大谷翔平に衝撃続く「かつての仲間に恥をかかせた」
容赦のない打棒が反響を呼んでいる。ドジャースの大谷翔平は現地時間6月22日に本拠地で行われたエンゼルス戦に「1番・指名打者」で先発出場。3回の第2打席に3試合連続となる第23号本塁打を放った。 【動画】古巣エンゼルスを打ち砕く確信弾 大谷翔平の衝撃23号アーチを見よ 「素晴らしい打球だったと思う。あとはいい角度(24度)で、いい眺めだったなと思います」 試合後にフラッシュインタビューに応じた大谷は、乾いた衝撃音を響かせた一発をそう振り返った。無死一塁で打席に入った背番号17は、真ん中付近に来たスライダーを完璧に捉えた。ニヤッといたずらっぽい笑みを浮かべた本人の言葉が表すように、まさに手応え十分の一打だった。 今月に入ってからギアが上がってきた感もある。例年6月は好調な大谷は、今年も9本塁打を記録。さらに直近7試合の打撃成績は、打率.481、6本塁打、13打点、長打率1.259(!?)と量産態勢に入っている。 ドジャースのデーブ・ロバーツ監督が「ボールが彼のヒッティングゾーンに来た時は、強い打球が生まれている」と状態の良さを指摘したように、相手からすれば、抑えようない存在となっている大谷。完全に覚醒した感がある傑物スラッガーに対する賛辞も相次いでいる。 スペイン紙『Marca』のアメリカ版は、「オオタニが止まらない」と絶賛。古巣との対戦で2戦2発、それもいずれも450フィート(約137.1メートル)の特大弾という驚異的な打棒を「モンスター級のホームランでかつての仲間に恥をかかせた」と伝えた。 また、同紙は今回の古巣対戦を「こちら側のホームだったのであまりそこまで気にすることはなかった」と振り返った大谷本人のコメントを紹介した上で、「エンゼルスにとっては忘れることのできない夜になったのは間違いない」と強調。出色のパフォーマンスに対する印象をシンプルに綴った。 あらゆるメディアで「6月男」と称される大谷。その存在感は日増しに強まっている。 [文/構成:ココカラネクスト編集部]