天海祐希＆真矢ミキなども、宝塚の男役出身者が持つ“カラー”とは？

　遼河は宝塚歌劇団月組の男役を経て、現在はマルチに活動している。同歌劇団を退団し、15年ほど経つが、男役ならではの凛々しさや存在感は健在だ。 　『ギークス』第4話では、コンプライアンス担当警部役ということもあり、黒いパンツスーツに身をつつんでいるが、同性の筆者が見惚れるほどハンサムであり麗しい。どこにでもあるような飾り気のないスーツをクールに着こなせるのも、宝塚男役出身者ならではの特徴だろう。 　また、宝塚の男役出身者と警察官役との相性の良さは、天海祐希や真矢ミキといった遼河の先輩を見ても明らかだ。彼女たちは力感ある雰囲気の中にも女性らしさや華やかさを兼ね揃えている。イケメン俳優に匹敵するほどクールでありながらも上品であり、女性らしさがあふれているからなんとも不思議である。 　遼河は活躍している宝塚OG同様の特長を兼ね備えているが、『ギークス』では警部役としてどのような魅力を発揮するのだろうか。警察という男主体のイメージがあるコミュニティにおいて警部という一段上の役職に上り詰めた女性には強さや厳格さも必要だが、男性にはないカラーがあるはずだ。 　また、本作では松岡や田中といった小柄でキュートな雰囲気の俳優たちとの共演となるが、彼女たちとクールで美しい遼河との混合も楽しみだ。 参照 ※1.https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240327/k10014403981000.html ※2.https://www.youtube.com/watch?v=mybpNdgwITA ※3.https://chanto.jp.net/articles/-/1001115?display=b ※4.https://www.youtube.com/watch?v=UjHlED_1948