ロッテ・岡「素直にうれしい」日本新8戦連続二塁打 バット寝かせたフォームで金子コーチ超え
◇パ・リーグ ロッテ7―0オリックス(2024年6月30日 ZOZOマリン) ロッテ・岡が連続二塁打を8試合に伸ばし、プロ野球新記録を達成した。4―0の7回1死一、三塁から左翼線2点二塁打。「試合前から打てたらいいなと思っていた。記録は縁がなかった。素直にうれしい」と振り返った。 現役時代の09年に日本ハムで7試合連続をマークしていた金子戦略コーチと吉井監督が「バントさせるか」と冗談を言い合った直後だった。偉業の背景には独特の打撃フォームがある。立てていたバットを今季、捕手側に極端に寝かせるように構える。「無駄を省こうと思ってこのフォームになった」。ヘッドの出がスムーズになり、球に力が伝わりやすくなった。 「あの打球で達成できなかったら笑いものになる」と必死に走った岡。試合後には金子コーチから「抜かれたか」と称えられた。 ◇岡(ロ)が6月16日中日戦から8試合連続の二塁打。09年金子誠(日)と21年近藤(日=現ソフトバンク)の各7試合を抜く連続試合二塁打のプロ野球新記録に。