TBSも仰天した「南波アナ」まさかの「好きな男性アナ」2位 NHK時代は無名も、民放で花開いた理由とは
12月6日にオリコンが発表した「好きな男性アナウンサーランキング」の第2位にTBSの南波雅俊アナ(36)が食い込み、同局内では驚きの声が上がっている。 【写真をみる】こんな顔ぶれに勝ったの!? 南波アナの“下位”に甘んじた「有名アナウンサー」たち ***
今年の「好きな男性アナランキング」で注目されていたのは、羽鳥慎一アナ(53)と藤井貴彦アナ(53)の元日本テレビの同期アナ対決の行方だった。というのも、二人は2021年から交互に1位と2位を繰り返していたからだ。ところが、昨年4位だった南波アナが1位の羽鳥アナと3位の藤井アナの間に割って入ったのだ。TBS関係者は言う。 「ビックリしましたよ。羽鳥アナも藤井アナもフリーですから、局アナでは1位。『好きな女性アナランキング』もTBSの田村真子アナ(28)が1位ですから、局アナの男女トップがウチということになったんです」 しかも、南波アナは中途入社である。 「もともとはNHKのアナウンサーですが、TBSが24年ぶりに行ったキャリア採用に受かって、20年10月1日付けで転職してきたんです」 TBSではまだ5年目なのだ。 「そうはいってもNHKに8年いましたから、基礎はしっかりしています。『Nスタ』でニュースも読めれば、『SASUKE』やWBC(ワールド・ベースボール・クラシック)などスポーツ実況もできる。なによりB'zの稲葉浩志さんのモノマネは絶品ですから、『ラヴィット!』はじめバラエティにも引っ張りだこです」
NHKではローカルアナ
今回の「男性アナランキング」では、7位にNHKの高瀬耕造アナ(48)、8位に元NHKの武田真一アナ(57)と、南波アナは大先輩も下位に回した。同じく元NHKの青井実アナ(43 )などランク入りすらしていない。もっとも、彼らと比べるとNHK時代の南波アナは全く知らなかったが……。 「それはそうですよ。彼はNHK入局以来、岡山、大分、広島と支局勤務だけでしたから」 NHKに見る目がなかったということだろうか。 「聞いたところでは、NHKでもスポーツ実況の技量自体は認められていたそうです。ただ、NHKの場合、スポーツ実況の先輩アナから目をかけられ、その輪の中に入れてもらえないと先がない。彼はもともと野球の国際試合の実況がやりたかったそうです。でも、東京放送局に配属されることもなく、自分で見切りをつけてTBSに来たんでしょう」 南波アナは高校野球の名門・國學院久我山の野球部でエースだった。TBSの公式ホームページにも趣味・特技として《野球(高校時代、右のサイドハンドのピッチャーでした。当時、早稲田実業の斎藤佑樹投手と投げ合い、打者としてはヒットを打ちました。15年以上も前のことですが、まだいいます笑)》とある。 「それがTBSに来ると、2023年のWBCで初戦の中国戦の実況を担当し、視聴率は41・9%(ビデオリサーチ調べ、関東地区・世帯:以下同)を記録しました」 なんという引きの良さだ。