中山2000mで芙蓉Sを勝っているシリウスコルト

ホープフルS シリウスコルト 宗像義忠調教師 ――前走の芙蓉ステークスは1着でした。レースを振り返ってください。 宗像調教師(以下、宗):道中の折り合いもついて、ジョッキーが上手に乗ってくれました。暑いなか、馬もよく頑張ってくれたと思います。短いところでも結果を出していますが、距離が延びて更に適性が出てきているようです。 ――今回ホープフルステークスを選択した意図は。 宗:前走で上手に走れていましたし、同じ舞台のG1へ向かおうという考えです。 ――この中間の過ごし方を教えてください。 宗:前走後は放牧に出して、11月中頃に帰厩しました。こちらに戻ってきてからも順調です。2週前は三浦騎手に乗ってもらって、口向きなど確認してもらいました。 ――12/20(水)に行われた1週前追い切りの狙いと動きの評価をお願いします。 宗:そろそろ競馬だよ、ということを馬に教えるためジョッキーを乗せてしっかりやろうと思っていました。前に馬を置いて後ろから追いかける形でやりましたが、反応良くスッと抜け出して動きも良かったと思います。 ――まだキャリア3戦ですが、現時点で先生が感じているこの馬のストロングポイントは。 宗:スピードとスタミナが両方あるところですね。中距離に向いていると思います。 ――今後の成長を期待するところは。 宗:暑い時期に競馬を使いながらも体が増えてきていますし、精神面の落ち着きも出てきているので、このまま順調にいってくれればと思います。 ――初G1挑戦へ向けて意気込みをお願いします。 宗:ここまで順調に調整出来ていますし、何とか本番で良い競馬が出来れば、と期待しています。