アミューズ所属俳優22名による『ハンサムライブ』レポート「これからもハンサムたちについてきて」
アミューズ所属の俳優によるイベント『Amuse Presents SUPER HANDSOME LIVE 2024 “WE AHHHHH!”』が、2024年3月22日(金) から24日(日) に東京・LINE CUBE SHIBUYAで全5公演にわたって開催。そのオフィシャルレポートが到着した。 【全ての写真】アミューズ所属俳優22名が出演した『ハンサムライブ』(全11枚) 2005年からスタートした通称『ハンサムライブ』と呼ばれる本イベントは、出演するメンバーやコンセプトは毎回変わるものの、一貫して“ファンに感謝を伝えるもの”として行われ、ハイレベルな歌とダンスで他の俳優イベントとは一線を画し人気を博してきた。 今回は、2025年に初開催から20年の節目を迎えるに際し、「20周年に向けて一緒に旅をしよう!」をテーマに設定。昨年12月に発売されたアルバム『HERE WE AHHHHH!』の収録曲を軸に据え、“旅”をイメージさせる演出も施しながら、総勢22名の俳優たちがファンへの感謝の想いを歌やダンスに乗せて届けた。 参加メンバーを紹介するオープニング映像からカウントダウンが始まると、真っ暗なステージを動く人影が。そして、カウントが「0」になったと同時にスポットライトが当たり、全身ホワイトの王子様風の衣装を纏った“ハンサム”たちの姿が目に飛び込んでくる。 1曲目は『ハンサムライブ』初期から存在する人気曲「PARTY RIDE」。派手なパーティーチューンで一気に会場の熱を上げ、青柳塁斗は<TL(タイムライン)は超ハッピー>という歌詞を「“ハンサムライブ”は超ハッピー」と変えて歌う。観客も色とりどりのペンライトを手に持ち、振りを合わせながら大きな声をあげる。 「ハンサムライブ始まったぞ!」と太田将熙が叫び、2曲目「THIS IS THE TIME」へ。力強いリズムに乗って、20人以上のメンバーが全員一緒に同じ振りを踊る場面は圧巻。3曲目「キミノリズム」は今回が初参加になる徳永智加来、林優大、本島純政と、2年目の青山凌大、岩崎友泰、山﨑光という布陣で披露。先輩から代々引き継がれているという制服のジャケットを着て、可愛らしいラブソングでフレッシュな魅力を発揮した。 コロナ禍にメンバーがアイデアを出し合って制作された「OVER THE RAINBOW」を全員で歌唱し、最後、一列に並び手をつないで“一歩”を踏み出す振付で締めると、最初のMCタイム。今回の“機長”こと、MCを務める太田と山﨑から促され一人ひとり挨拶をしていく。 青柳が私物だという過去のグッズを持ってきてメンバーいじりをしてみたり、23日は21歳の誕生日当日だった林のために「ハッピーバースデイ」を観客も一緒になって歌ったり、各回だけのコメントで観客との距離を縮める。 ライブ中盤はアルバム『HERE WE AHHHHH!』のユニット曲や、過去の『ハンサムライブ』で名場面を作ってきた楽曲などで、曲ごとにさまざまな“ハンサム”たちの一面を見せていく。 観客を盛り上げたいという想いで制作された青柳、猪塚健太、岩崎、福崎那由他、松島庄汰による「ブチ上げ万歳!」では、法被を着て日の丸の扇子を持った徳永、林、本島、山﨑による“応援隊”も登場して、勢いのある楽曲をさらに盛り上げる。 青山、太田、兵頭功海、細田佳央太のミディアムナンバー「All ways,Always」は、曲の世界観を映像も使って表現。前半は4人がバスケットボールをしたりする楽しそうな姿と、それぞれひとりになって何かに思い悩むような姿を交えた映像をビジョンに映し、後半からメンバーが実際にステージに現れて歌唱するという展開。ステージ上でも椅子や木枠を使った劇風の振付で俳優としての表現力も見せた。 歌唱力に定評があり、ミュージカルでもその実力を発揮している甲斐翔真、平間壮一によるバラード「夜想曲 ― you‘re in...」は、ハンサム楽曲史上初めての女性目線で歌った楽曲。ミュージカルでの共演経験もあり、息ぴったりなふたりのハーモニーが会場に響き渡った。 新原泰佑、東島京、水田航生、溝口琢矢、山﨑で披露した「Bet Me?」は、抜け感のあるダンスで大人の魅力を表現し、東島のネイティブな英語ラップなど、個々のポテンシャルの高さも示した1曲となった。もう1曲のダンスナンバー「Dress Up」は、24日夜公演はオリジナルメンバーの松岡広大も参加。太田、新原もともに各々違う自らのダンススタイルを存分にアピールした。