那須川天心 意識する王者は?質問に「武居くんって言ってもらいたいのかな」思いは「全部獲るつもり」中谷潤人「そうあるべき」
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「ボクシング・Live Boxing 9」(7月20日、両国国技館) 三大世界タイトルマッチの開催と、那須川天心(25)=帝拳=がボクシング転向4戦目で初の10回戦で、ジョナサン・ロドリゲス(25)=米国=と対戦することが31日、都内で行われた記者会見で発表された。 相手はWBA世界4位で、勝てば世界戦への視界が開けてくる。そうなると気になるのが、天心が目指すバンタム級のベルトを4団体すべて日本人が占めているということだ。 WBCが中谷潤人(M・T)、WBAが井上拓真(大橋)、IBFが西田凌佑(六島)、WBOが武居由樹(大橋)。誰を意識するか、との質問には「武居くんって言ってもらいたいのかなっていうのが見え見えなのわかるんですけど。割と全員意識しています」と、4団体全部「獲るつもり」と宣言した。 7月20日の同じ大会で初防衛戦を行う中谷は米国で合宿中のため、この会見にはリモートで出席していたが、「そうあるべきだというふうに思っている」と天心の発言を受けてコメントした。