登場して10年以上たつけど認知度激低!! SA/PAで見かける「ITSスポット」って何ぞ?[復刻・2013年の話題]
■メリット02「安全運転支援をしてくれる」
走行ルート上の見通しの悪いカーブや渋滞多発箇所、合流箇所の前方の道路情報、先にある落下物の情報などをすべてリアルタイムで、音声と画面で教えてくれるサービスもある。 同時に静止画像も配信。従来のナビにはないサービスだ。
■メリット03「ETCも使え、進化も期待できる」
実はETCもITSサービスの一環で、先述した専用車載器はETC機能も付いている。 また近い将来、この車載器と連動してドライブスルーや時間貸し駐車場の支払い(決済)も可能になるといわれている。実に便利だ。 つまり、交通情報満載の現状のカーナビではあるが、それの"進化版"がITSスポットからのサービスというワケ。 スマホでも渋滞情報を受信できるなど、交通情報サービスのツールは充実しているが、長距離ドライブなどにはITSスポットは見過ごせないサービスですぞ。
■まとめ……全国に約1600カ所。ITSスポットで受けられるサービスとは?
●「ダイナミックルートガイダンス」サービスを受信できる。範囲を広げ、約1000km先までの渋滞を加味してルート案内。従来ナビは最大約200kmなのでこれはうれしい機能だ ●「安全運転支援」サービスも。見通しの悪い急カーブや落下物注意の喚起をリアルタイムで行なう。おまけに、渋滞の様子の静止画像も配信される ●後付けナビ+専用車載器でもサービスは受けられる (写真、内容はすべてベストカー本誌掲載時のものです。2024年現在、「ITSスポット」の設置は全国高速道路の約1700ヵ所に拡大。ITSスポット・対応車載器・カーナビの双方向通信することで実現するサービスが「ETC2.0」と呼ばれ、普及が進められています)