吉田鋼太郎がスペシャルカーテンコールに登壇! ミュージカル『ビリー・エリオット』日本公演通算300回を突破
2024年10月26日(土) まで東京・東京建物Brillia HALL(豊島区立芸術文化劇場)で上演後、11月9日(土) から24日(日) まで大阪・SkyシアターMBSで上演されるミュージカル『ビリー・エリオット~リトル・ダンサー~』。10月19日昼公演では、日本公演通算300回突破ならびに10月19日は「父ちゃん(とうちゃん)育児(いくじ)の日」ということで、俳優の吉田鋼太郎がスペシャルカーテンコールに登壇した。 【全ての写真】スペシャルカーテンコールに登壇した吉田鋼太郎 1980年代のイギリス北部の炭鉱の町を舞台に、ひとりの少年と彼を取り巻く大人たちの姿を描いた映画『BILLY ELLIOT』(邦題『リトル・ダンサー』)を手がけたスティーヴン・ダルドリー監督自らが演出を務め、世界最高峰のクリエイターと共に2005年にミュージカル化した本作。日本では2017年、2020年に続き今年で3度目の上演となる。 2017年初演時に益岡徹とともにお父さん役を演じた吉田は、『ビリー・エリオット』にちなんだ“パンジーの花かご”を持って登場。花かごの中には日本公演通算300回突破を祝した、ロゴやチュチュ、ボクシンググローブをかたどった300枚のクッキーが入っており、出演者が舞台上から客席にクッキーを投げ振る舞う一幕もあった。 ■吉田鋼太郎 コメント 初演に出演していましたが、改めて観劇してみると、最初から最後まで全てが初めての体験のようで新鮮に感じました。 とてつもない才能を持った人たちが集まり、長い時間をかけて準備をし、厳しい稽古を重ねて出来上がる代表的な作品だと思います。これだけの時間、労力、人の血と汗の結晶を作品にかけられることが羨ましいです。 ビリーの奇跡のような演技も愛される要素のひとつだと思います。1年以上かけてやってきたことが、完全にプロの仕事になっている。だけど、彼らが持っている情熱や純粋さは、ただ「演劇をやりたい」「踊りたい」という楽しい気持ちです。それを観て心が洗われましたし、自分の本来の気持ちを思い出しました。 アンサンブルの方たちによる、あのダイナミックで繊細なお芝居もなかなかできることではありません。なんて素晴らしいんだという言葉しか出てきません! 言いたいことは山ほどありますが、心が綺麗になるお芝居だと思います。 長い間芝居をやってきて自分も出演しましたが、この作品はNo.1です。観て絶対に損はしません。日々の生活の中で、悲しいこと、苦しいこと、いろいろなことがあるでしょう。もう立ち直れないと思うこともあるかもしれません。そういう方もぜひ観てください。もう一度頑張ろうと思えると思いますし、心の底からおすすめできる素晴らしい作品です。ぜひ劇場へ。 <公演情報> Daiwa House presents ミュージカル『ビリー・エリオット~リトル・ダンサー~』 脚本・歌詞:リー・ホール 演出:スティーヴン・ダルドリー 音楽:エルトン・ジョン 出演: ビリー・エリオット(クワトロキャスト):浅田良舞 石黒瑛土 井上宇一郎 春山嘉夢一 お父さん(ダブルキャスト):益岡徹 鶴見辰吾 ウィルキンソン先生(ダブルキャスト):安蘭けい 濱田めぐみ おばあちゃん(ダブルキャスト):根岸季衣 阿知波悟美 トニー(兄)(ダブルキャスト):西川大貴 吉田広大 ジョージ:芋洗坂係長 オールダー・ビリー(トリプルキャスト):永野亮比己 厚地康雄 山科諒馬 ほか 【東京公演】 オープニング公演:2024年7月27日(土)~8月1日(木) 本公演:2024年8月2日(金)~10月26日(土) 会場:東京建物 Brillia HALL(豊島区立芸術文化劇場) 【大阪公演】 2024年11月9日(土)~11月24日(日) 会場:SkyシアターMBS