浅草「住みたい街」で急上昇 “下町”に熱い視線のワケ 「みんな人が優しい」「愛がある」
コロナ禍後、東京へ戻ったり新たに来たりする人たちの住まいとして、下町エリアが選ばれる傾向があるのではと分析しています。 その魅力について、生まれも育ちも浅草、40年以上住んでいる地元の人は… 浅草歴40年以上 地元の住民 「住みやすくていい。観光地は夜、人が少ない。(都心より)物価安いし。みんな人が優しい。すごく優しい」 浅草に戻ってきたという人もいます。 浅草に戻ってきた人(37) 「(新型コロナ前)4年間住んでいて、子どもできたしコロナだし、じゃあ田舎行こう」 子どものことを思い、コロナ禍を千葉で過ごしたという男性。去年7月、再び浅草へ戻ってきました。 浅草に戻ってきた人(37) 「理由は直感です。愛があります、街に」
戻ってきて“気づいたこと”もありました。 浅草に戻ってきた人(37) 「住んでいる人が増えています。『最近引っ越してきた』って聞きます。若いです、若いです。20代前半とか』 住む街としても、にぎわい始めているようです。 ◇ 今後、注目の下町エリアもあります。買って住みたい街の急上昇ランキング3位となったのが、“もんじゃの街”月島です。下町情緒あふれるこの町で今、進められているのがタワーマンションの建設です。
地上58階建て、販売価格は最低でも1億円以上の高級タワーマンション。2年後に完成を予定しています。どのような部屋なのでしょうか。 住友不動産 小田利徳主任 「リビングダイニングが18.5帖(じょう)。天井の高さ(最高で)2m60cm」 今月、一部の部屋の販売を開始。すでに多くの契約が入っているといいます。 住友不動産 小田利徳主任 「地域に根付いたお店がすでにそろっている街なので、この先便利になる街でなく、すでに便利な街に住むことができるのは月島の街の魅力」 LIFULL HOME'Sによると、下町エリアの人気は今後2~3年程度続く見込みだということです。