各地で危険な暑さ警戒 東京23区ですでに猛暑日観測 名古屋38℃予想
今日23日も各地で猛烈な暑さとなっています。東京・練馬では午前中にすでに猛暑日を観測しています。午後はさらに猛暑エリアが広がるため、暑さに警戒が必要です。
各地で猛烈な暑さ
暖かい空気の流れ込みや強い日差しの影響で、西日本や東日本を中心に今日23日も気温が午前中から上昇しています。 東京・練馬では午前11時過ぎに35℃に届いて、5日連続の猛暑日となりました。また11時30分現在、茨城県・大子で37.9℃と全国で最も気温が高くなっているほか、全国の86地点で猛暑日となるなど、各地で危険な暑さとなっています。 午後になるとさらに気温が上昇し、35℃を超えるエリアが広がる見込みです。予想最高気温は名古屋や前橋で38℃、京都や福島で37℃、仙台35℃などとなっていて、体温を超える暑さとなる所もある予想です。 気象庁と環境省は全国40の都道府県に熱中症警戒アラートを発表して、熱中症に厳重に警戒するよう呼び掛けています。
夜も熱中症に注意
日が暮れたあとも気温の下がり方は鈍い所が多く、東京都心では夜9時でも気温が30℃前後と、高い状態が続く予想です。 夜になっても蒸し暑いため、昼間だけでなく夜間の就寝時も熱中症に注意が必要となります。寝る前に水分を補給しておいたり、就寝時も冷房を切らずに適切に利用するなど、一日を通して熱中症対策が欠かせません。
日本気象協会 本社 日直主任
