「遅刻したら迷惑をかけてしまう」という思い込みを手放したら、苦手だったあの人が相棒に?!
こんにちは、エディターの昼田祥子です。 服捨て前、自分の内側の掘り下げ方を知らなかった頃、外側の出来事にいつも振り回され疲弊していたわけですが、ふと思い出したのが仕事で絡む”あの人”のこと。 【着こなし画像】シンプルなのにこなれてる! 昼田祥子のコーディネート一覧 とにかく彼女はよく遅刻するんですよ(笑)。打ち合わせが予定通りに始まるなんてことは一度もない。ある日40分も遅刻してきたときには、後ろのスケジュールを考えるとさすがに怒りが沸点に。でも言えない。彼女はルーズさを除けば仕事では実力のある人だもの。いい人なんだけど、許せないその遅刻グセ。一つの要素が気になり始めると、その人自体を丸ごと”苦手な人”と捉えてしまったりしますよね。 自分だったらやらないから、対照的な人物に対して反応していると思いきやそうではないんですよ。さぁ、これを読み解いてみたいと思います。
本来の私は、彼女と同じように遅刻してしまう人間なんですよ。それではダメだと無理やりねじ伏せ抑えこんでいるから、その性質を思いっきり出せている人に対して反応が起きてしまう。例えるなら磁石でいうN極とN極で反応しあっているような感じ。結局のところ、苦手な相手と同じものを持っていますよ、という話なんです。認めたくないですけどね!(笑)。 グータラなタイプなのに「遅刻したら嫌われる、評価が下がる、迷惑をかけてしまう」という信念を持っていた私は、ちゃんとした人を演じることに必死。だけど彼女は、こういう思い込みを持っていないから堂々と遅刻しちゃうわけですよね。「遅刻してもいい、やっても許してもらえる」と思っている。 みなさん、分かります? こんなふうに思い込みは人それぞれで、その人の言動に繋がっていきます。 対処法は、自分も同じことを少しずつでいいからやるんです。気を抜くと遅刻してしまう自分を出していくんですよ。 数年ぶりに彼女と再会。私の内側が変わったからでしょうね。相変わらず遅刻してましたが、全く気にならない。それどころか話は弾み、もしかしたら私たち組むと面白いのかも!? なんて話にまで発展。苦手な人はそうじゃなかった、というオチです。 この話、ラジオで聞くと分かりやすいです。ぜひ!
昼田 祥子