星野リゾートが進出検討 広島・鞆の浦の国民宿舎跡地利活用へ
広島県福山市鞆町の仙酔島で、老朽化した旧国民宿舎の跡地活用を巡る事業で、星野リゾートが進出を検討していることがわかりました。 【写真を見る】星野リゾートが進出検討 広島・鞆の浦の国民宿舎跡地利活用へ 福山市鞆町の仙酔島にある旧「国民宿舎仙酔島」は、1960年に開業した宿泊施設で、老朽化によって2021年に閉館しました。市は、民間事業者による活用を目指して、2023年12月に旧国民宿舎の解体に着手しました。 2月にはプロポーザル方式で事業者から事業の提案書を受け付け、3月8日にプレゼンテ―ションが行われました。 市は応募事業者や事業数を明らかにしていませんが、関係者によりますと、ホテル運営の星野リゾートが提案しているということです。15日には優先的に交渉する事業者が決まり、その後、基本協定を結ぶ流れです。 国民宿舎の跡地利活用では、跡地のおよそ3000平方メートルで市と50年未満の賃貸借契約を結び、隣接するキャンプ場や砂浜などおよそ1万7000平方メートルのエリアとの一体的な活用が求められています。 市によりますと、宿泊や飲食、自然を生かしたレジャーなどを提供し訪日外国人や国内旅行者への発信を期待しているということです。事業の開始時期は、事業者側からの提案内容次第ですが、最短だと2026年度の開業だということです。 RCCの取材に対し星野リゾートは「現状ではお答えできない」としています。
中国放送
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