<センバツ2022・選手紹介>/6 敦賀気比 米満晴遊撃手/丹生 橋本隼遊撃手 /福井
◇俊足生かす守備向上 敦賀気比 米満晴遊撃手(2年) 50メートル走6・0秒の俊足を生かして打球に追いつきアウトにつなげる遊撃手。「守備の質をさらに上げたい」と、捕球後の動作や送球の向上に努める。 同じ遊撃手の先輩で広島の育成選手の前川誠太さん(18)から、入団前に電話などで助言を受けた。ゴロを処理する時、右手でグラブをたたいてから捕球する癖があったが、「力まずグラブは下ろしておいたほうが良い」と指摘を受けて改善に取り組んだ。ベストな捕球をするための体勢がうまくとれるようになったという。偉大な先輩が果たせなかった全国制覇に向け精進の日々だ。 ◇打撃練習で球に鋭さ 丹生 橋本隼遊撃手(1年) 走力が強みで、内野ゴロになりそうな打球でも全力で一塁へ走り相手にプレッシャーをかける。昨秋の県大会で打率5割を記録した打撃センスも大きな武器だ。 さらに打力を高めるため、相手投手の変化球をイメージして、ボールを見極めて正確に捉える技術の向上に努める。また、毎晩白飯4合を食べて増量に励み、最近の打撃練習では「バットが軽く感じ、打球も鋭くなってきた」。 練習後は自宅で愛犬と遊ぶのが日課。「毎日15分は一緒に遊んでいる。この時間があるからきつい練習も頑張れる」と笑う。