海外レビューハイスコア『Solium Infernum』―ジャンルを代表する最高の作品のひとつ、その唯一の明らかな欠点とは
・DualShockers: 93/100 ・PCGamesN: 90/100 『Solium Infernum』は、ストラテジーを思考力と忍耐力と観察力のゲームとみなしている。そんな言葉で言い換えると、無味乾燥に聞こえるかもしれない。しかし、本作はそのビジュアルセンスと、抽象的なアイデアを具体的で理解しやすくスリリングなゲームメカニズムに変える独創的なやり方とが相まって、たまらなくプレイしやすくなっている。 ・Gamereactor UK: 90/100 【画像全5枚】 ・TheGamer: 90/100 つまるところ、『Solium Infernum』はニッチなゲームだが、そのニッチを埋めるプレイヤーなら本作を心の底から楽しめるだろう。もし、あなたが私のようなボードゲーム愛好家で、ゲームナイトでは冷酷なマキャヴェリストに変身するせいで、最近買ったゲームを友達に試してもらえないのなら、奈落の底でオンラインの対戦相手を見つけるのはことのほか(devilishly)楽しい時間になるに違いない。 ・Slant Magazine: 90/100 官僚主義ほど不愉快極まる(hellish)ものはないが、『Solium Infernum』とは自分の行動を縛るルールを利用して、それを覆すゲームである。 ・COGconnected: 85/100 ・Checkpoint Gaming: 85/100 『Solium Infernum』は、他の4Xゲームには埋められないマルチプレイのニッチを埋めるのにぴったりであり、そのことを活かしている。非同期型のマルチプレイが選択可能で、あまり時間のない人でも友達とゲームをプレイできるのだ。だからといって、シングルプレイが良くないわけではなく、そうしたければ一人で何時間でも十分に楽しめる。 ・The Games Machine: 84/100 『Solium Infernum』は、ボードゲーム愛好者御用達のターン制ストラテジーゲームだ。非常に想像力が刺激される設定になっており、悪魔の軍団同士の一大決戦が可能である。争いには事欠かないものの、行動の大部分はマネジメント要素に属し、細心の注意を払って外交問題を管理する。対戦の難易度や時間は大幅にカスタマイズ可能だが、いずれも特定のターゲット層のプレイヤーを念頭に置いており、それがカジュアル層でないことは確かだ。このジャンルを代表する最高の作品の一つであるが、唯一の明らかな欠点は大悪魔のミニチュアがあまりにも素人っぽいことだ。 ・Edge Magazine: 80/100 ・Player 2: 67/100 地獄のようなターン制マネジメント・シミュレーターだが、楽しい瞬間もある。結局のところ、4Xのお約束を発展させてはいない。 PC(Steam)向けに2024年2月23日に発売された『Solium Infernum』のMetacritic海外レビューまとめをお届けしました。メタスコアは記事執筆時点で84点(総レビュー数13件)でした。 総じて、ボードゲーム愛好者向けのニッチを埋めるストラテジーゲームとの評価が多いようです。 本作は、最大6人のプレイヤーが戦いを繰り広げる同時ターン制のストラテジーゲームです。プレイヤーは地獄の王国の強力な堕天使として、政治、陰謀、裏切りを駆使してライバルを打ち負かし、王国の玉座を狙います。勝利をつかむためには、ライバルの心理に入り込み、相手の動きや自分の動きを推測しなければならないとのことです。 『Solium Infernum』は、PC(Steam)向けに配信中です。
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