NewJeans ハニ、国会で証言した“HYBE内での嫌がらせ”に結論「労働者ではないため該当せず」
NewJeansのハニ(本名:ハニ・パム)が訴えたHYBE内の嫌がらせについて、韓国の雇用労働部が「該当しない」という結論を下した。 本日(20日)、雇用労働部は「ソウル地方雇用庁ソウル西部支庁は、NewJeansのハニ・パムが雇用労働部に提起した職場内の嫌がらせについて、労働基準法上(ハニを)労働者と定めることが難しいと判断し、行政終結に至った」と明らかにした。 彼女は9月、YouTubeのライブ配信を通じて「HYBE社屋の廊下で待機していたところ、通りがかったアーティストとマネージャーに挨拶したが、マネージャーに『無視しろ』と目の前で言われた」と主張した。 西部支庁は今回の決定に関して「ハニ・パムが締結したマネジメント契約の内容と性質上、労働基準法上の労働者と定めることが困難」とし、「ハニの場合は、互いに対等な契約当事者の立場であり、各自が契約上の義務を履行する関係に過ぎず、会社側の指揮や監督があったとは言い難い」と明らかにした。 さらに、一般職員に適用される会社就業規則などの社内規範、制度やシステムが適用されていない点、一定の勤務時間や勤務場所が定まっておらず、出退勤時間を決めることが困難であるという点、芸能活動に必要な費用などを、会社とハニが共同で負担した点などを追加で指摘した。 最後に西部支庁は、最高裁が2019年9月に芸能人の専属契約の性質を、民法上の委任契約または委任と似た無名契約に該当すると判示した判決に言及し、「労働基準法上の労働者に該当するとは見難い」と強調した。 先立って、ハニは10月15日にソウル汝矣島(ヨイド)で行われた国会環境労働委員会(環境労働委)の国政監査に参考人として出席した。 彼女は「今日は会社内での嫌がらせやいじめに関することを話す場だ。私がこの事を経験してからたくさんの事を考えた。もちろん、この世に全てのことを解決できる法はないと分かっているが、人間として尊重していれば、嫌がらせやいじめ問題はないと思う」と声を震わせ、涙を見せる場面もあった。
イ・イェジュ