添田豪監督、第1試合登場の西岡良仁に期待「勝利でチームに勢いを」 デ杯レバノン戦へ<男子テニス>
国別対抗戦デビスカップ
男子テニスの国別対抗戦デビスカップのワールドグループ1プレーオフ「日本vsレバノン」(エジプト/カイロ、レッドクレー)は1日、2日と3日に行われる対戦の組合せが決定し、選手5人に加え、監督の添田豪が意気込みを明かした。 【西岡 良仁vsハビブ デ杯第1試合 1ポイント速報】 日本代表は昨年9月に行われたワールドグループ1「イスラエル戦」(イスラエル/テルアビブ、室内ハード)で逆転負け。ワールドグループ1残留がかかったプレーオフに回ることとなった。 プレーオフではレバノンとの対戦が決まり、当初はレバノンで開催予定だったが、レバノンが中立国であるエジプトでの開催を選択。 先月23日には添田監督が今回の代表メンバーを発表。日本は世界ランク84位の西岡良仁、同113位の綿貫陽介、同138位の望月慎太郎、前週の全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)ジュニア部門の男子シングルスで四大大会ジュニア初優勝を飾った17歳でジュニア世界ランク3位の坂本怜、ダブルス世界ランク147位の上杉海斗の5名でレバノン戦に臨む。 開幕1日前となったこの日、各日の組合せを発表され、初日となる2日のシングルス2試合には西岡と綿貫が登場することが決定。また、試合に向けて選手全員と監督の添田が意気込みを明かしている。 試合は日本時間2月2日の18時からシングルス2試合、2月3日の17時からダブルス1試合とシングルス2試合が行われ、3勝した方が勝利となる。 【選手と添田監督のコメントは以下の通り】 添田豪 「西岡選手が第1試合に出るのでもちろん期待していますし良いパフォーマンスを見せてもらって、それでチームが勢いに乗ってくれればいいなと思います。エースとして期待しています」 西岡良仁 「僕としては久しぶりのデビスカップです。今回のメンバーのNO.1ですし、久しぶりのクレーコートで少し緊張感もありますけど自分の経験とかそういったもの全て僕の方が上だと思うので自信を持って1勝を挙げて(綿貫)陽介につないでいきたいなと思います」 また自身のコンディションについては「全豪オープンの前の週でけがをしていたふくらはぎや肩はだいぶ治ってきて現在は気にする部分もなくテニスができています。しっかりと準備したいと思います」と明かした。 綿貫陽介 「去年、1度デビスカップをプレーして、それまでも何度かプレーさせてもらいましたけど僕にとっては凄く思いが強い大会の1つです。日本を背負って戦って、歴代の選手が積み上げてきたものなので。去年は1度出れず、すごく悔しくてこの大会への思いも強くなりましたし、レバノン戦は大きな意味を持ってくると思うので自分自身もチーム全体も勝ちに繋げられるような行動を心掛けていきたいなと思っています」 望月慎太郎 「今回のデビスカップ、勝つことが目標でそこが一番だと思っています。どんな形であれチームが勝てるように全力を出すだけだと思っています。イスラエル戦は悔しい思いをしたのでデビスカップに懸ける思いはありますし今回、こうやってチームメンバーに選んで頂いて光栄ですし、またチームで戦えることがうれしいです。悔しさを全力でぶつけて頑張りたいと思います」 上杉海斗 「僕は3回目の出場で過去2回はチームの勝利が叶わなかったので、今回こそしっかり貢献して勝利を目指して頑張りたいと思います。今回、僕と(西岡)良仁が一番年上で本当に若いチームとなっています。プラスで先週優勝した坂本怜選手がフレッシュな雰囲気と、練習の時から元気の溢れるプレーで皆を元気づけてくれていると思います」 坂本怜 「僕は今回、試合に出る予定はないんですけどチームに若さとフレッシュさを届けて日の丸を感じながら、プレッシャーも学んで先輩たちから色々吸収したいと思います」 【2月2日(金)1日目】シングルス2試合(第1試合は日本時間2日18時開始予定) 第1試合 西岡 vs. H・ハビブ(レバノン) 第2試合 綿貫 vs. B・ハッサン(レバノン) 【2月3日(土)2日目】シングルス2試合・ダブルス1試合(第1試合は日本時間3日17時開始予定) 第3試合 望月/ 上杉 vs. H・イブラヒム(レバノン)/ F・ビダン(レバノン) 第4試合 西岡 vs. ハッサン 第5試合 綿貫 vs. ハビブ
tennis365.net