【NFL】スーパーボウルのCM放映料金はいくら? 2024年大会含む歴代広告費一覧
2023年スーパーボウルでのCM放映料はいくらだった?
去年のスーパーボウルでの30秒CM放映料は700万ドル(10億3600万円)、その前年は650万ドル(約9億6200万円)だった。2021年(550万ドル、約8億1400万円)から2022年(650万ドル)の100万ドルの価格アップは史上最高の上昇額で、約18.2%という上昇率で見ても1998年から1999年(129万1000ドル/約1億9092万円→160万ドル/2億3680万円、約19.4%)に次ぐものとなった。 過去最高の上昇率は1984年から1985年にかけてで、この時は36万8200ドル(約5449万円)から52万5000ドル(約7770万円)へ、約42.6%の価格上昇となっていた。
スーパーボウルのCM枠の長さは?
スーパーボウルの広告枠の長さは決まっていない。通常のCM枠は30秒だが、コストをかけて45秒、60秒といったより長い広告枠を確保する企業もあれば、15秒CMでコストを抑える企業もある。 英マーケティング会社「Kantar」によれば、スーパーボウル全体を通しての広告の時間帯は通常約50分程度。そう考えると、30秒のCM枠はトータルの1%ほどにあたり、短いようにも思えるが、決して少なくない時間であることが分かる。
スーパーボウル中のCMの本数は?
通常、スーパーボウル放映中のCMの本数は80~100本。30秒枠よりも長いCM、短いCMがあるため、実際の本数は毎年前後する。 データプラットフォーム会社「Statista」によれば2020年のスーパーボウルでは広告時間帯が46分しかなかったため、CM本数は70本と少なめだった。
最初のスーパーボウルでのCM放映料
第1回スーパーボウルが行われたのは1967年、この年はCBSとNBCの両ネットワークで放映された。企業によっては選択肢が二つあったわけだが、それでもNBCでは3万7500ドル、CBSでは4万2500ドルとそのCM放映料は決して安くはなかった。 米合衆国労働省労働統計局のインフレ率を勘案すると、現在の価格ではそれぞれ34万9634ドル50セント(約5174万5906円)、39万6252ドル43セント(約5864万5369円)になる。 視聴者数はNBCが2442万人、CBSが2675万人、一人当たりで計算するとNBCは651ドル47セント(約9万6418円)、CBSは587ドル91セント(約8万7011円)になる。
Edward Sutelan、石山修二