大竹一重、主演舞台で2役に挑戦「あっと驚いてもらえるんじゃないかな」 5月16~19日『大正ロマネスク セブンスヒーロー』
女優、大竹一重(52)が5月16~19日に東京・銀座の博品館劇場で上演される舞台「大正ロマネスク セブンスヒーロー」(脚本&演出・さとうしょう)で主演する。 時代劇の灯を消すなと集結した役者たちによる「あ・うん♡ぐるーぷ」の第9回公演。看板女優の大竹は大正時代に活躍した画家、竹久夢二の妻で「猫を抱いた女」のモデル、たまきと劇中劇で登場する7人目の勇者、舞の2役を演じる。 夢二と女性たちの恋物語を絡めながら、劇中劇では天海上人の夢のお告げで引き寄せられた7人の勇者が徳川家康の遺言書に従い戦う物語。 本紙の取材に「華やかな衣装が盛りだくさんで早着替えもたくさんあります。あっと驚いてもらえるんじゃないかな」と見どころを明かす。 特に劇中劇では男装の役であるため袴姿から着物に早着替えしたり、立ち回りにも挑戦する。「アクションはレギュラー出演していた(テレビ朝日系時代劇)『暴れん坊将軍Ⅷ』以来、26年ぶり。ジムに通ってデッドリフトで足腰を鍛え直しています」と本格的だ。 大竹は1994年度のミス日本に輝き、芸能界入り。写真集「ひとえ」がベストセラーになり、女優としても96年に映画「あぶない刑事リターンズ」など話題作に出演してきた。現在は「あ・うん♡ぐるーぷ」の舞台を中心に活躍しており、「お客さんの生の反応が聞けるのが舞台の醍醐味」と力を込めた。 共演に三浦浩一(70)、大鶴義丹(56)、西崎緑(64)、清水よし子(65)ら。