泥酔した交際相手に運転させた女…「運転してくれなければ生活費出さない」と圧迫=韓国
一緒に酒を飲んだ交際相手の男に「仁川(インチョン)からソウルまで車に乗せてほしい」と求めて飲酒運転を提案した20代の女が罰金刑を宣告された。男は「車で送ってくれなければ今後生活費を出さない」という女の言葉に泥酔状態でハンドルを握った。 清州(チョンジュ)地裁は28日、道路交通法上の飲酒運転教唆容疑で起訴された25歳の女に罰金500万ウォンを宣告したと明らかにした。男(26)は懲役1年執行猶予2年を言い渡された。 2人は5月に仁川市内のホテルで夜中に酒を飲んだ。女は男に「ソウルにある祖母の家まで車で送ってほしい」と要求したという。男は最初は拒否したが同居中の女が「今後レント代とガス代を出さない」と圧迫すると飲酒運転をした。 男はホテル駐車場から出て50メートル運転したところで警察の取り締まりに引っかかった。血中アルコール濃度は免許取り消し水準の0.123%だった。 裁判所は「女の被告は2度飲酒運転で処罰された前歴がある交際相手の男に飲酒運転を積極的に要求した。ただ犯行を認めて反省している点などを斟酌した」と明らかにした。男の場合、繰り返された犯行が加重処罰理由に反映され女より重い執行猶予刑が言い渡された。