センバツ高校野球 「憧れの甲子園、全力で」 東海大菅生に「旗」授与 /東京
第95回記念選抜高校野球大会(毎日新聞社、日本高校野球連盟主催)に出場する東海大菅生(あきる野市)に14日、毎日新聞社からセンバツ旗が贈られた。同校で開かれた授与式で、旗を受け取った渡部奏楽(そら)主将(2年)は「憧れの甲子園で野球ができることに喜びを感じ、全力で戦いたい」と健闘を誓った。【加藤昌平】 式は校舎2階ホールで行われ、野球部員や関係者らが出席。会場を中継でつなぎ、他の生徒も教室で様子を見守った。都高野連の根岸雅則理事長は「東京272校の代表としてプライドを持ち、(同じく東京代表の二松学舎大付との)東京決戦となるよう決勝まで進んで栄冠を勝ち取ってほしい」と激励した。 その後、センバツ旗が毎日新聞の古関俊樹とうきょう支局長から峰岸英仁校長に渡され、さらに渡部主将が受け取った。古関支局長は松木健社長のメッセージを代読し、「昨秋の都大会で優勝を果たした団結力を選抜大会でも発揮することを期待します」とエールを送った。 峰岸校長は「甲子園では鍛え上げた技量や技術を発揮するだけでなく、礼儀やマナーを心得た行動で多くの人からさわやかなチームだと思っていただきたい」と語った。上田崇監督は「部員たちは日々全力で励んでいる。この冬でレベルアップした姿を試合で見せられれば。選手と一丸となって全力で熱く戦いたい」と力を込めた。 大会は3月10日に組み合わせ抽選会が行われ、同18日に開幕する。 〔多摩版〕