【広島】末包昇大、28歳の誓い「結果を出さないと終わりも近付く」3年目で初めて1軍で迎えた誕生日
広島の末包昇大外野手が、チームにとって“鬼門”の交流戦での大暴れを目指す。きょう27日が誕生日。「もう28歳。結果を出さないと、終わりも近付くと思う。しっかりと結果を意識して頑張りたい」と、決意を示した。 3年目で初めて誕生日を1軍で迎える。1年目は交流戦前に2軍降格した。昨季は交流戦の終盤に1軍昇格し、西武・隅田からシーズン1号を放った。 「全部マツダだったので交流戦という感覚ではなかったけど、上がってすぐに松井裕樹(当時楽天)さんともやらせてもらって打てた。それは結構、自信になりましたし、そこで打てたので、そこから何となく上がっていけたのかなと思います」 今季は1月下旬の自主トレ中に古傷でもあった左膝の内側半月板損傷で出遅れたものの、5月8日に1軍昇格。ここまで14試合で打率3割4分6厘でチーム最多タイ3本塁打、8打点。中軸を担う一人として交流戦での活躍が期待される。 「言っても対戦は1回しかない。どうせ1回しかないと思って、どんどん攻めていきたいなと思います」 チームは貯金5で首位・阪神に0・5ゲーム差の2位と好位置に付ける。交流戦でさらに勢い付きたいところだが、19~22年の開催3年連続(20年は中止)を含む12球団単独ワーストの6度も最下位に沈むなど“鬼門”だ。新井監督1年目の昨季こそ勝率5割で乗り切り、6年ぶりに負け越しは回避した。今季は17年以来となる勝ち越しを目指す。
報知新聞社