2週間ぶり実戦でいきなり安打 左膝痛から復帰目指す梶谷隆幸が2軍戦でマルチ安打「悪くなっていなくて良かった」
◆イースタン・リーグ 楽天4―4巨人=延長11回=(27日・森林どり泉) 巨人の梶谷隆幸外野手(35)が27日、1軍再昇格へ向けて好スタートを切った。イースタン・楽天戦(森林どり泉)に「2番・右翼」で約2週間ぶりの実戦に臨み、初回1死で直球を捉えて左前安打。3回2死では外角の変化球を捉えて三塁強襲の内野安打とし、「イメージしていた感じではある程度打てたかな」と振り返った。 3日に左膝痛のため出場選手登録を抹消。13日のイースタン・西武戦(カーミニーク)で1度実戦復帰。翌14日の同戦で2安打を放ったが、その後2週間実戦から離れていた。離脱後も1軍戦を見ながら「この投手はどうやって打とうかなとか、イメージを自分の中でつくって」と、入念な準備で臨んだ。右翼守備も難なくこなし、6回の守備から交代。「打たないと使いものにならないと思うので、結果を出して膝の状態を良くすること」と、実戦を重ねながら1軍を目指す。(小島 和之)
報知新聞社