【移籍情報】昇格組パルマへの加入が近付くGK鈴木彩艶、現地メディアは親善試合後の発言に注目「まるで“元”選手のように…」 | セリエA
【欧州・海外サッカー 最新ニュース&移籍情報】パルマへの移籍が噂されている日本代表GK鈴木彩艶(シント=トロイデン/ベルギー)について、イタリアでも報道が盛んに行われている。 イタリアにおける鈴木への注目度合いは、日増しに高まってきているようだ。 イタリア紙『ガゼッタ・デロ・スポルト』は7月8日、パルマが鈴木の獲得に向けて動いていることを報じ、「スズキは近い」と交渉が合意に迫っているとの見方を示した。パルマは2023-2024シーズンのセリエB覇者であり、今季は3年ぶりにセリエAの戦いに臨む。元アビスパ福岡の指揮官でもあるファビオ・ペッキア監督率いるチームは、新シーズンに向けて着々と準備を進めている。 そんななか、イタリアメディア『Parma Live』が7月9日に伝えたのは、シント=トロイデンにおける鈴木の最新の動向だ。同クラブは7月6日にトゥウェンテ、同月9日にアヤックスと親善試合を実施。鈴木がオランダ勢との2連戦で不出場だったことから、『Parma Live』はパルマ移籍が間近に迫っているという見方を示した。 さらに、同メディアは「日本人GKは、まるで“元”選手のような言葉を口にした」と報道。親善試合後のインタビューで、鈴木は自身の後任としてシント=トロイデンに移籍する可能性が噂されているU-23日本代表GK小久保玲央ブライアン(ベンフィカ/ポルトガル)の名前を出し、「玲央が来てくれるなら、それは良いことだろう。僕は代表チームで彼と一緒にプレーしたことがあるけど、彼は素晴らしいポテンシャルを持ったGKだからね」と語った。 『Parma Live』は「マイクの前で彼が発した言葉には、解釈の余地がほとんどない」と、鈴木が“パルマ側”からコメントしたという認識を強調。「ザイオン・スズキはパルマの選手になる準備ができている」と到着を待ちわびた。