サッカーなでしこ1部で初優勝、ヴィアマテラス宮崎が祝賀パレード…ファン「来シーズンも優勝して」
今季の女子サッカー・なでしこリーグ1部で初優勝を果たしたヴィアマテラス宮崎の祝賀パレードが17日、チームが拠点とする宮崎県新富町で行われ、沿道に集まったファンらが選手たちを祝福した。(山畑壮起) 【写真】ホーム最終戦で競り合うヴィアマテラスの選手ら(13日、宮崎県新富町で)
ヴィアマテラスは昨季、なでしこリーグ2部を制し、今季から1部に昇格。今季はいきなり開幕10連勝と好発進し、その後も白星を重ねて最終的に16勝1分け5敗の勝ち点49の成績を収め、昇格1年目でいきなり頂点に立った。リーグ2位の20得点を挙げた斉藤夕真選手が今季のリーグ最優秀選手賞に輝いた。
応援する地元のサポーターは増えており、いちご宮崎新富サッカー場(新富町)で10月にあった今季ホーム最終戦はサポーターら3479人が来場した。
パレードは新富町中心部の商店街で行われ、優勝トロフィーを持った選手や水永翔馬監督らが通りをゆっくりと歩いた。パレード後には近くの公園に選手たちが集合。水永監督は集まったサポーターらを前に「沿道から『おめでとう』との言葉をかけていただき改めて優勝できてよかった」とあいさつ。斉藤選手は「多くの人に支えられて1年間プレーできた。自分を生かしてくれたチームメートらに感謝したい」と話した。
パレードに駆けつけた宮崎市の会社員(55)は「来シーズンも優勝し、またパレードをしてほしい」と笑顔で話した。