ソフトバンク孫オーナー「科学技術が重なればより強いものになる」 小久保監督「風土づくりが勝てる組織に大事」 本社激励会で2人が語ったこと
ソフトバンクは7日、東京・竹芝のソフトバンク本社を訪れ、激励会が開かれた。孫正義オーナー(66)が訪れた小久保監督や選手たちを激励した。 ■盤石すぎる!対外試合8連勝【試合結果一覧】 孫オーナーと小久保監督の合同囲み取材での一問一答は以下の通り。 ―小久保監督への期待。 孫オーナー「期待いっぱいですよ。ミスターホークスですからね。長くホークスファンだった方々から見れば、待ちに待った小久保監督就任ですからね。ただでさえ期待がふくらみますし、このオープン戦(対外試合)で8戦8勝というどとうの勢いですから。さらに期待も高まっています」 ―熱烈な激励を受けて。 小久保監督「現役時代も参加させていただきましたが、本社の熱気、活気。まさにこの風土づくりが勝てる組織において大事だと感じさせられる場所。今回もエネルギーをいただいたいので、恩返しは優勝してお返しするしかないと思います」 ―孫オーナーの存在感とは。 小久保監督「僕がお話するのはおこがましいですが、リーダーは熱量だという風に横にいて常に感じます。現場のトップである私の熱量がチームをいい方向に導くんだと。その熱量を持ったうえでチームの指揮にあたりたいと思います」 ―チームへの期待。 孫オーナー「やっぱり勝負事は勝たなきゃいけない。優勝ですよね。この二文字がホークスファンのみんなの思いだと思いますし、王会長、小久保監督、選手のみなさん、全員そこに気持ちが集中していると思います。ぜひ勝ってほしいと思います」 ―小久保監督は孫オーナーのビジョンに共感している。 孫オーナー「スポーツもこれからは科学とそれをバックアップするAIのインテリジェンス。このメカトロニクスとインテリジェンス、この2つがスポーツの近代化を促してくれると思います。それを積極的に使おうという姿勢が僕はうれしいですね。何しろ、強じんな肉体と強じんな精神、それにこの科学技術が重なればより強いものになると信じています」 ―秋に優勝の報告をするため、どんなシーズンに。 小久保監督「長いシーズンだから良い時も悪い時もあるのは覚悟のうえですが、リーダーとしてぶれない姿、動揺している姿を絶対に見せないという、逆境に立たされた時ほどどっしりとチームを引っ張っていきたいと思っています」
西日本新聞社