写真：PC Watch

　富士通クライアントコンピューティング(FCCL)は、ノートPC「FMV LIFEBOOK」として、16型「PH」シリーズおよび「AH」シリーズ、14型「MH」シリーズの2024年冬モデルを18日に発売する。 【画像】PH77/J3 ■ PHシリーズ 　PHシリーズは、家の中で場所を選ばずに使用できることをコンセプトに開発された16型ノートの新シリーズ。16型ながら薄型軽量を目指し、光学ドライブ非搭載などノイズレスなデザインを採用した。同社は本シリーズに対して、新しいFMVを感じられる製品になったと述べている。 　ディスプレイは16型WUXGA(1,920×1,200ドット)液晶を搭載し、MIL-STD-810H準拠の堅牢性を備えるほか、バッテリのセルフ交換も可能。上位モデル「PH77/J3」および下位モデル「PH50/J3」の2機種を用意し、実売予想価格は順に24万円強、21万円弱の見込み。 　PH77/J3の主な仕様は、Core Ultra 7 155H、16GBメモリ、約512GB NVMe SSD(PCIe 4.0対応)、Windows 11 Homeなど。インターフェイスは、Thunderbolt 4 2基、USB 3.2 Gen 1 2基、HDMI、Wi-Fi 7、Bluetooth、約500万画素Webカメラ(Windows Hello対応)、音声入出力などを備える。 　PH50/J3の主な仕様は、Core i5-1235U、16GBメモリ、約256GB NVMe SSD(PCIe 4.0対応)、Windows 11 Homeなど。インターフェイスは、Thunderbolt 4 2基、USB 3.2 Gen 1 2基、HDMI、Wi-Fi 6E、Bluetooth、約500万画素Webカメラ(Windows Hello対応)、音声入出力などを備える。 　カラーはストームグレーで、本体サイズは355×243×19.7mm、重量は約1.68kg。バッテリ駆動時間はPH77/J3が約10時間、PH50/J3が約8.5時間。 ■ AHシリーズ 　AHシリーズは、光学ドライブやフルサイズキーボードなどを搭載した16型スタンダードモデルのシリーズ。「AH77/J3」、「AH53/J3」、「AH50/J3」、「AH45/J3」の4機種を用意し、実売予想価格は順に26万円強、21万円強、19万円強、16万円強の見込み。 　従来モデルからの改良点として、筐体サイズはそのままに16型にサイズアップしているほか、4辺狭額縁設計を採用している。ディスプレイは16型WUXGA(1,920×1,200ドット)液晶を搭載する。 　AH77/J3の主な仕様は、Core i7-1360P、32GBメモリ、約512GB NVMe SSD(PCIe 4.0対応)、Blu-rayドライブ(BDXL対応)、Windows 11 Homeなど。 　インターフェイスは、USB4、USB 3.2 Gen 2、USB 3.2 Gen 1、HDMI、Gigabit Ethernet、Wi-Fi 7、Bluetooth、SDカードスロット、約207万画素Webカメラ(Windows Hello対応)、音声入出力などを備える。カラーはブライトブラックを用意する。 　AH53/J3の主な仕様は、Ryzen 7 7735U、16GBメモリ、約512GB NVMe SSD(PCIe 4.0対応)、Blu-rayドライブ(BDXL対応)、Windows 11 Homeなど。 　インターフェイスは、USB4、USB 3.2 Gen 2、USB 3.2 Gen 1、HDMI、Gigabit Ethernet、Wi-Fi 7、Bluetooth、SDカードスロット、約207万画素Webカメラ、音声入出力などを備える。カラーはブライトブラック、ファインシルバー、ベージュゴールドの3色を用意する。 　AH50/J3の主な仕様は、Core i7-1255U、16GBメモリ、約256GB NVMe SSD(PCIe 4.0対応)、スーパーマルチドライブ、Windows 11 Homeなど。 　インターフェイスは、USB4、USB 3.2 Gen 2、USB 3.2 Gen 1、HDMI、Gigabit Ethernet、Wi-Fi 6E、Bluetooth、SDカードスロット、約207万画素Webカメラ、音声入出力などを備える。カラーはブライトブラック、ファインシルバー、ベージュゴールドの3色を用意する。 　AH45/J3の主な仕様は、Core i5-1235U、8GBメモリ、約256GB NVMe SSD(PCIe 4.0対応)、スーパーマルチドライブ、Windows 11 Homeなど。 　インターフェイスは、USB4、USB 3.2 Gen 2、USB 3.2 Gen 1、HDMI、Gigabit Ethernet、Wi-Fi 6E、Bluetooth、SDカードスロット、約207万画素Webカメラ、音声入出力などを備える。カラーはブライトブラック、ファインシルバーの2色を用意する。 　本体サイズは360×243.5×26.8mm、重量はAH77/J3が約2kg、それ以外が約1.9kg。バッテリ駆動時間はAH77/J3が約4.1時間、AH53/J3が約5.1時間、AH50/J3が約5.5時間、AH45/J3が約5.4時間。 ■ MHシリーズ 　MHシリーズは、学生にも好適とする14型モバイルノートシリーズ。CPUにRyzen 5 7520U、ディスプレイに14型WUXGA(1,920×1,200ドット)液晶を搭載する「MH55/J3」を用意し、実売予想価格は17万円強の見込み。 　主な仕様は、Ryzen 5 7520U、16GBメモリ、約256GB NVMe SSD、Windows 11 Homeなど。インターフェイスは、USB 3.2 Gen 2 Type-C 2基、USB 3.2 Gen 2、HDMI、Wi-Fi 6E、Bluetooth、約207万画素Webカメラ(Windows Hello対応)、音声入出力などを備える。 　カラーはファインシルバーとベージュゴールドの2色を用意し、本体サイズは313.4×223×19.8～20.4mm、重量は約1.3kg。バッテリ駆動時間は約9.7時間。 　同社はカスタムメイドモデルとして、PH77/J3およびPH50/J3ベースの「WP1/J3」やAH77/J3およびAH50/J3ベースの「WA3/J3」、MH55/J3ベースの「WMB/J3」も15日に受注開始し、10月下旬に発売する。