デビュー15周年を迎えた大日本プロレスのエース、関本大介選手に聞く/大阪
2人ぶっこ抜きジャーマン・スープレックス炸裂
関本選手の得意技は、ぶっこ抜きジャーマン・スープレックス。強靭な背筋力と安定したブリッジから繰り出されるジャーマンは破壊力、芸術性ともに優れ、安定性、落差、美しさとどれをとっても業界随一の評価を得ている。 数多の強敵をこの技で制してきたが、この日も見事に2人ぶっこ抜きジャーマン・スープレックスを決め、ギャラリーを魅了した。 試合後の挨拶では、深々と頭を下げてファンに感謝の意を述べ、参戦してくれた選手たちにも同じように頭を下げた。そんな姿に場内から大きな拍手と声援が飛んだ。 「今後は大日本プロレスをもっと大きくしたい。自分が育った場所だから、恩返しをしたいと思ってます。今の若い人たちにどうこうは言えませんけど、身体を鍛えることは素晴らしいことです。特に運動をしていれば何もかも忘れられる。嫌なことも忘れられるので、自分はおすすめしたいです」 (文責/フリーライター・北代靖典) ■関本大介(せきもと・だいすけ) 大日本プロレス所属のプロレスラー。大阪出身。2007年3月の大会で崔領二の持つNWA認定UNヘビー級王座に挑戦。大熱戦の末、ジャーマン・スープレックス・ホールドでベルトを奪取。第7代王者に。2010年1月のZERO1の大会で、川田利明の持つ世界ヘビー級王座に挑戦したが敗戦。2月のユニオンプロレスの大会で石川修司の持つKO-D無差別級王座に挑戦し勝利。第31代王者に。9月にはバンビキラーの持つZERO1世界ヘビー級王座に再挑戦し勝利、第9代王者に。2013年3月、大日本・後楽園大会、征矢学に勝利し第3代BJW認定世界ストロングヘビー級王座を獲得。