鳥取空港ロビーで200食 親がに汁でお出迎え
鳥取県の冬の味覚・ズワイガニをPRするため、鳥取市湖山町西4丁目の鳥取砂丘コナン空港の到着ロビーで7日、親ガニ(ズワイガニの雌)を使ったみそ汁が振る舞われた。到着したばかりの県外客らは良い香りの出迎えに喜び、鳥取のソウルフードの親がに汁を堪能した。 旬のおもてなしをしようと、空港施設内に店舗を構える「すなば珈琲(こーひー)」が無料で提供した。午前中の羽田-鳥取便の到着時刻に合わせて約200食が用意され、県外観光客や帰省者らが匂いに誘われて提供ブース前にずらりと列を作った。親がに汁は、片身がぜいたくに入っており、受け取った人は、卵や内子、身、だしの利いたみそ汁をじっくり味わっていた。 友人と観光に訪れた東京都杉並区、会社員、坂口苑子さん(39)は「到着早々、良い匂いがして驚いた。初めて食べたけど、めっちゃおいしい。こんなお出迎えはうれし過ぎる」と満面の笑みで話した。
日本海新聞