2億円トイレ、1.5億円で落札 3回目、規模縮小し予定価格下げ
2025年大阪・関西万博で「2億円トイレ」として話題に上った名古屋市の建築家米沢隆氏設計のトイレ整備事業が、3回目の入札で落札された。13日までに日本国際博覧会協会(万博協会)が公表した。大阪市の建設会社で、落札額は初回の予定価格を約2千万円下回る1億5372万円(税抜き)。デザインは変えず延べ面積を縮小、便器の数も減らし、予定価格を引き下げた。 万博協会によると、若手建築家が手がけるトイレは全8カ所の入札が終了した。 米沢さんのトイレは昨年7月に1回目の入札を実施。独自デザインによる高コストで2回目まで不成立となり、今年4月に再公告していた。