「確信の度合いは大きい」 ドルトムント主力がPSG撃破&11年ぶりのCL決勝進出に自信
CLでは好調
16日(現地時間)、ボルシア・ドルトムントはアトレティコ・マドリードとのUEFAチャンピオンズリーグ準々決勝2ndに臨んで4-2で勝利し、2戦合計5-4で準決勝進出を決めた。 伝家の宝刀! ドルトムントDFフンメルスによる芸術的アシスト ブンデスリーガでは前節終了時点で5位と不本意なシーズンを過ごしているドルトムントだが、チャンピオンズリーグの舞台では躍進が続いている。パリ・サンジェルマン、ニューカッスル、ACミランと同組だったグループFを首位通過すると、決勝トーナメントではPSVアイントホーフェンとアトレティコを撃破して4強に駒を進めてきた。 準決勝は、グループリーグでは1敗1分けと勝てなかったパリ・サンジェルマンと再戦する。ドルトムントのニコ・シュロッターベックは、5月1日に予定されているホームでの1stレグがカギになると予想している。 「彼らとパリで対戦した時、僕らはとても守備的な戦い方をして、相手をリスペクトし過ぎていたし、ホームで対戦した時は負けそうになった。大事なのは、1stレグだ。この試合に全力を注ぎ、スタジアム全体を盛り上げていく必要がある」(ドイツ紙『Bild』より) また、シュロッターベックはキリアン・ムバッペらパリ・サンジェルマンの強力アタッカー陣を警戒しつつ、11年ぶりの決勝進出に自信をのぞかせている。 「(決勝進出についての)確信の度合いは大きいよ。チーム、そしてクラブ全体が大きな期待を寄せている。物凄く速いフォワードがいる非常に良いチームとハイレベルな試合を2回やることになるから、気を引き締めていく必要がある。パリでの2ndレグで決勝進出を決められるように、ホームでの1stレグで有利な状況を作り出したい」 ドルトムントとパリ・サンジェルマンによる準決勝は、5月1日にドルトムント、同7日にパリで開催予定となっている。果たしてドルトムントはユルゲン・クロップ監督(現リヴァプール)が指揮を執っていた2012-13シーズン以来となる決勝の舞台に立つことができるのだろうか。
構成/ザ・ワールド編集部