【ボートレース】原田才一郎が大会連覇に挑戦…三国・ルーキーシリーズ
◆スカパー!・JLC杯 ルーキーシリーズ第8戦(18日・ボートレース三国・最終日) 原田才一郎(27)=福岡(12R優勝戦に出走) 原田が会心のレースで優出一番乗りを決めた。 5日目の準優10Rは2号艇。コンマ07のSから1Mで黒野の懐を鋭く差してBS先頭に立つと、2Mは先に回ってホームで後続艇を一気に突き放し1着でゴールした。「回ってなくて乗りづらさがあった。我慢のレースでしたが、スリット近辺は(黒野に)プレッシャーをかけられる余裕がありました」と抜群の行き足を生かした勝利に笑顔がこぼれた。 今期勝率6点後半を叩きだして近況急成長。その裏には「今までは乗り心地を求めてやってきたけど、記念では行き足でやられることが多くて。上で勝負するには行き足は絶対に必要と考えを変えて、それが合ってましたね」と、自分に合ったスタイルを見つけたのが奏功したようだ。 昨年4月の当地ルーキーシリーズでは2号艇でまくって優勝しており、連覇がかかる。「優勝するイメージはできています。来年の若松SGクラシック出場に近づくためにも、ここで優勝しておきたい」と闘志を燃やす。(早野 智之)
報知新聞社