女性警察官を対象とした逮捕術の講習会が20日、新潟市で行われ、現場に対応する技術の向上を図りました。 【写真を見る】「女性が率先して立たなければいけない時もある」女性警察官を対象に逮捕術講習会 新潟県警 新潟市 西蒲区で行われた講習会。 参加したのは71人の女性警察官です。 講習会で行われたのは逮捕術です。暴れる犯人などに対して警察官自身の身を守りながら犯人を制圧する時に使われる警察官に欠かせない技術です。 県警によりますと、県内の警察官はおよそ4200人いてその内の1割が女性警察官だということです。 第一線で活躍する女性警察官は増えてきていますが、一方で現場で警察官がけがをする事案が増えていると言います。 警察官は、競技用の警棒を使って打ち込みを何度も行い、逮捕術の確認をしていました。 【長岡署交番 遠藤夕梨 警部補】「結構荒れた現場もありますので、女性が率先的に立たなければいけない時もありますので、こうした対処法ですとか間合いの取り方を学べたのが良かったです」 【県警本部警務部 廣瀬欽一 警部補】「ここを打ちやすい、ここを打つのが自分が得意だというのがあると現場の被疑者制圧にいきるかと思います」