10月の浦安景況調査 収益「悪化」が4割 販価下落ジワリ増
浦安鉄鋼団地協同組合(理事長=村上京子・東洋鋼鉄社長)がまとめた10月の景況実感調査(対象=143社、回答率95・8%)によると、前年同月比で収益状況(粗利)が悪化した企業の割合は前月から3・4ポイント低下し、39・4%となった。「横ばい」は0・5ポイント低下の32・1%、「改善」は3・9ポイント上昇の28・5%。引き続き「悪化」が最多だったが、「横ばい」や「改善」との差は縮小。「店売りマーケットは深刻という話を聞くが、数字的に悪すぎることはない」(薄板・表面処理鋼板を扱う組合員)と一部では前向きな声も聞かれた。