洗い方で劇的に変わる!? 今さらでも知りたい「髪の洗い方」の基本
“キレイ”を印象づけるサラサラ髪。その基本は、きちんとステップを踏んだ毎日のホームケア。見た目だけでなく、手触りも、扱いやすさも劇的に変わる!? サラサラ髪への導き方をヘアケアのプロがレクチャー! この記事では、意外と見落としがちな「髪の洗い方の基本」をご紹介。 名品シャンプー&コンディショナー10選
教えてくれたのは……
美容ライター/毛髪診断士® 靏田由香さん 雑誌やWeb、広告などでディレクションやライティングを行う。長くヘア専門誌の取材を担当して興味を持った“髪”を追求するため、毛髪診断士®の資格を取得。
その洗い方、本当に合ってる? 今さらでも知りたい「髪の洗い方」の基本
1日外で過ごした髪は、想像以上にホコリや汚れが付着しているもの。毎日、クレンジングでメイクを落として健やかな肌を保つように、帰宅後のシャンプーでその日のうちに汚れをオフして、コンディションのよい髪と頭皮をキープするのが大事。ヘアケアの基本中の基本「洗い方」について解説!
Point1 予洗いで頭皮と髪をしっかり濡らす
「シャンプー前の予洗いは、髪や頭皮に付着した汚れを落とし泡立ちやすい環境にするのが目的。最低でも1分以上はシャワーのお湯を通し、髪と頭皮の隅々まで濡らしましょう。シャワーの温度は37~38℃くらいが理想的です」(靍田さん、以下同)
Point2 シャンプーはたっぷり泡立て、摩擦レスに洗う
「シャンプーを髪に直接つけてこすりながら泡立てるのは、キューティクルがはがれ傷みやすくなるのでNG。摩擦を軽減するために、シャンプーをネットなどで出来る限り泡立ててから髪に塗布すると洗いやすさが格段にアップします!」
耳の後ろも忘れずに
毛先はもみ洗うように優しく
「シャンプーは頭皮全体を洗うイメージで、指の腹を使い左右対称に優しく円を描くようにマッサージしながら行いましょう。額の髪の生え際や衿あし、耳の後ろなども洗い残しなく。予洗い時点で毛先の汚れはかなり落ちているので、毛先などはこすらずやさしくもみ洗うイメージで」
Point4 すすぐ前に泡切りをしておく
「洗い終わったら、シャンプーをお湯ですすぐ前に一度髪についている泡をしぼるようにして落としましょう。こうすることで、頭皮をすすぎやすくなり、全体のすすぎ時間の短縮にもつながります」