会場を盛り上げるＤＪ　ＫＯＯ（左）とＳＡＭ（撮影・高部洋祐）

　ＴＲＦのＤＪ　ＫＯＯ（６３）とＳＡＭ（６２）が１７日、大阪の道頓堀リバーウオークで「ぽん踊り～Ｍｉｚｋａｎ　Ｐｒｅｓｅｎｔｓ～」に出演し、イベント後に取材に応じた。 【写真】ＳＡＭ＆ＤＪ　ＫＯＯは僕が見たかった青空と決めポーズ 　屋形船に乗って道頓堀川から登場したＤＪ　ＫＯＯとＳＡＭは舞台に上がると、往年の名曲『ＥＺ　ＤＯ　ＤＡＮＣＥ』や『ＢＯＹ　ＭＥＥＴＳ　ＧＩＲＬ』などを披露。ミナミの夜空にビートを響かせた。詰めかけた人々を熱狂の渦に巻き込んだ。 　２月に３０周年記念ライブを開催したＴＲＦ。ＳＡＭが「真夏の道頓堀で踊れるなんて最高！」と興奮気味に叫べば、ＤＪ　ＫＯＯは「師匠の小室（哲哉）さんは（ＴＭ　ＮＥＴＷＯＲＫ結成から）４０年！」と、ＴＲＦの生みの親に敬意を表した。 　ＤＪパフォーマンスの後は、アイドルグループ「僕が見たかった青空」とともに盆踊りを披露。日本盆踊り協会の特別芸術顧問も務めるＤＪ　ＫＯＯは「盆踊りでみんなが一つになって、いろんな人たちが元気になる。キッズからシニアまで、楽しくなりたい、という思いが伝わってきました」と、顔を紅潮させながら語った。 　盆踊りにちなみ、「最近盛り上がったことは？」という質問に対してＳＡＭは「今日が１番です」と即答。しかしＤＪ　ＫＯＯは「うちのシステムキッチンが新しくなりました。奥さんの誕生日プレゼントです。へそくり３０万円全部使いました」と告白し、突然アットホームな雰囲気を醸し出していた。 　また、ともに還暦越えの２人。ＳＡＭが「自分の体を自分で動かす」ことが健康の秘けつだと語れば、ＤＪ　ＫＯＯは「丸山茂樹さんに、ゴルフを始めれば、と言われて。７番アイアンだけ買いましたけど、まだ一度も使っていません」と謎の行動を語り、周囲を笑いに包んでいた。