あのビル・ゲイツも休日にはデジタルデトックス? マイクロソフトのエリートたちが人生を楽しくする休日を過ごすために実践する5つの簡単なこと
【実践(2)】エネルギーを再充電して、創造性や集中力を高める
休日は怠けるための時間ではなく、自分の中のエネルギーを再充電して、創造性や集中力を高めるための機会と考えています。 充実した休日を楽しむことで、ストレス・レベルを下げ、長期的なパフォーマンスの向上を目指しています。
【実践(3)】デジタルデトックスの時間を作る
休日には、デジタルデバイスから距離を置くことを重視しています。 メールやSNSの確認を控えることで、仕事の圧力から解放され、リラックスした気分で休日を満喫できるといいます。 必要な連絡は事前に済ませるか、休日明けに対応することを周知徹底しています。 パソコンの産みの親であるビル・ゲイツも、休日にデジタルから離れる時間を意図的に作っていました。 あのビル・ゲイツでも、デジタルデトックスによって脳をリフレッシュしていることに、何か本質的な「解」があるように思います。
【実践(4)】健康管理を徹底する
平日だけでなく、休日も健康管理に気を配っています。 「健康的な食事」と「十分な睡眠」、「適度な運動」は、彼らのルーティンの一部になっており、これらを徹底することで、仕事中の高いエネルギーレベルを維持し、ストレスに強い身体を保つことを意識しています。 エグゼクティブの多くが、休日に軽い有酸素運動をしています。 ゆっくりとしたジョギングは、膝を傷めないだけでなく、糖尿病になるリスクを抑えたり、寿命が伸びるという医学的データもあります。 ジョギングは場所や時間を選ばず、道具も必要ないため、手軽な健康法として習慣化している人が多く見られました。
【実践(5)】良好な人間関係の維持
親しい友人や家族と一緒に過ごす時間を重要視しています。 人とのつながりや信頼関係、愛情を深める行動は、オキシトシンの分泌を促します。 オキシトシンは、「愛情ホルモン」や「絆ホルモン」とも呼ばれ、脳内にオキシトシンが分泌されると、長く続く幸福感を得ることができます。 人間の脳は、達成感が得られるとドーパミン(快楽ホルモン)を分泌したり、軽い運動などによってセロトニン(リラックス・ホルモン)を分泌しますが、これらのホルモンは一時的なもので、長続きすることはありません。 世界の一流は、気心の知れた友人や家族と一緒に時間を過ごすことで、長期的な幸福感を手に入れているのです。 こうした考え方から、彼らエグゼクティブが目指しているのは、「ワーク・ライフ・ハーモニー」(仕事と生活の調和)の実現であることがわかります。
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