SB王者の山田彪太朗がRISE王者・門口佳佑へのリベンジに向け、2024年初戦でタイの「True4U」トーナメント王者を迎撃【SB】
シュートボクシング(SB)の2024年第1弾大会となる「SHOOT BOXING 2024 act.1」(2月10日、東京・後楽園ホール)の追加カード発表会見が1月15日、都内で開催された。SB日本フェザー級王者の山田彪太朗( シーザージム)がペットシートーン・ソー・サクナリン(タイ)と対戦する。 ペットシートーンはタイの「True4U」の54kgトーナメント優勝した実績を持つ実力者。山田は昨年4月に川上叶を破り王座を獲得すると、6月、11月とムエタイファイター相手に連勝。今回は3戦連続でのムエタイの強豪との対戦となる。 ペットシートーンについては「映像はあまり見れてないが、長身で長いミドルと首相撲をすごくやってくる選手だった。それに付き合うと試合自体がつまらなくなると思うので、盛り上げるためにもガンガン前に出てパンチで倒したいと思っている」と強敵と認めつつも勝利への自信を見せた。
また山田は「3戦連続でムエタイのタイ人選手と戦うことになるんですが、今回もしっかり勝って3連勝して、日本のフェザー級が盛り上がっているので、日本人の名前のある選手とやっていきたいと思っている」とここをクリアしての「対日本人」との戦いに意欲を見せた。 その戦いたい相手については「自分はずっと言っているんですが、一昨年の12月に門口選手に負けているのでリベンジしたいと思っています。当時はSBの王者ではなかったんですが、今、王者にもなりましたし、SBの看板を背負って、RISEのルールでも構わないので門口選手と戦いたいです」とRISEフェザー級王者の門口佳佑の名を挙げた。門口とは2022年12月に行われたRISEとの対抗戦で対戦し判定負けを喫している。そして2024年の目標として「2023年は全勝できたが、3勝1KOでKOが少なかったので、今年は全勝全KOで行きたいと思っている」と語った。
この日はSB日本スーパーフェザー級王者・笠原友希(シーザージム)vsソン・ジェミン(韓国/TEAM ACE)の一戦と、オープンフィンガーグローブマッチの手塚翔太(Sublime guys・GONG-GYM坂戸)vsミハエル・レイズ(アメリカ)、イモト・ボルケーノ(グラップリングシュートボクサーズ)vsパトリック・ルヘイン(アイルランド)の2試合も発表された。昨年末に行われた第1弾カード発表会見ではSB世界スーパーウェルター級王者の海人(TEAM F.O.D)と前ONEフェザー級ムエタイ世界王者のペットモラコット・ペッティンディーアカデミー(タイ)の対戦が発表されている。