鈴木亮平、人間と巨大生物の共存に「ロマンを感じた」国立科学博物館を訪れ“人類と生命の進化”を学ぶ『世界遺産』
10月6日(日)放送の『世界遺産』(TBS系 午後6時~6時30分)は、番組ナビゲーターの鈴木亮平が東京・上野の国立科学博物館を訪れ、「世界遺産でたどる!人類と生命の進化」をテーマに取材。パンダに7本の指があることを発見したことで知られる、東京大学総合研究博物館教授・遠藤秀紀氏と共に学ぶ。 【写真】骨格標本に触れる鈴木亮平 国立科学博物館の常設展には2万5000点以上の展示品がある。鈴木は展示を見ながら、遠藤教授に積極的に質問をぶつける。今回の企画は、巨大生物に興味があった鈴木の提案により実現。ナレーションブースを飛び出して、“世界遺産にも暮らす動物たちの進化の秘密”を、意欲的に学ぼうとする鈴木の姿勢も見どころの一つだ。 また、普段は東京大学に保存されているアジアゾウの骨盤の骨格標本を遠藤教授が特別に持参し、大型動物の骨盤の仕組みを解説。そこには、大型化する進化の過程で得た知恵があった。 そして、これまで番組が世界遺産の数々を撮影する中で出会った動物の映像からも、生命進化の謎に迫る。 【アラスカ・カナダの氷河地帯】 アラスカ・カナダの氷河地帯には、多くのクジラが集まる。その近くでは、バブルネット・フィーディングという、クジラが進化する中で得た効率的な狩りの方法を見ることができる。 【ンゴロンゴロ保全地域】 タンザニアのンゴロンゴロ保全地域は、巨大生物の宝庫。生物が巨大化する理由は、草原にあった。 【トゥルカナ湖国立公園群】 ケニアにあるトゥルカナ湖国立公園群では、約150万年前の人類である、11歳ほどの男の子の化石が発掘されている。化石はトゥルカナ湖で発見されたことから、「トゥルカナ ボーイ」と名付けられた。その復元模型は国立科学博物館にも展示されており、鈴木は人類の進化の過程を学ぶ。 <鈴木亮平 コメント> 大変面白かったです。かつて巨大生物と人間が共存していたということにロマンを感じました。今も生きている「世界最大の哺乳類・シロナガスクジラ」は、(今回学んだ)巨大生物よりも大きい生物。それを現代でも見られるということはとても幸運なことだとあらためて感じました。 <堤慶太 プロデューサー> 世界遺産に選ばれるための基準のひとつに“生命進化の記録”があります。そのため生命と人類の進化の重要な証拠として世界遺産になったものがたくさんあります。今回の企画は、ここに焦点を当てました。パンダ、巨大なクジラ、太古の人類が描き残した壁画…別々の世界遺産を“進化”という縦糸で織り上げてみました。横糸となったのが東大の遠藤秀紀教授と国立科学博物館です。遠藤教授の深い知識と国立科学博物館の貴重なコレクション、そして世界遺産の映像がコラボしたスペシャルな企画。ぜひお楽しみください。 <内田淳 ディレクター> 鈴木さんの方から番組で巨大生物をテーマに取り上げたいという話をきっかけに、対話をしながら今回の企画を進めました。撮影前に「巨大生物の中でも、特に人類と共に生きた巨大生物に一番興味がある」と言っていた鈴木さん。オオナマケモノの化石を前にし、鈴木さんの目がキラキラと輝いていたのが印象的でした。
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