メドベージェフが今季のグラスコート初戦に勝利「トリッキーな試合だった」 [ATPハレ/テニス]
メドベージェフが今季のグラスコート初戦に勝利「トリッキーな試合だった」 [ATPハレ/テニス]
ATPツアー公式戦「テラ・ウォルトマン・オープン」(ATP500/ドイツ・ノルトライン ヴェストファーレン州ハレ/6月17~23日/賞金総額241万1390ユーロ/グラスコート)の男子シングルス1回戦で、第3シードのダニール・メドベージェフ(ロシア)がヌーノ・ボルジェス(ポルトガル)を7-6(4) 6-4で退けグラスコートシーズンをスタートした。 ~テラ・ウォルトマン・オープンで初戦を突破した第3シードのメドベージェフ選手~ 一度ずつ相手のサービスゲームを破ったあとメドベージェフは5-6からセットポイントを凌いだ末に突入したタイブレークを制して第1セットを先取し、第2セット5-4から2度目のブレークに成功して1時間31分で試合を締めくくった。 「本当にトリッキーな試合だった。今年最初のグラスコートでの試合だったからまだ感覚が掴めていなかった。でも僕はベストを尽くしたし、試合の終盤にはお互いにどんどんプレーがよくなっているように感じた。それはいいことだし、実際に最後のリターンゲームはかなりいいプレーができた」とメドベージェフは試合を振り返った。 メドベージェフは次のラウンドで、セバスチャン・オフナー(オーストリア)を7-6(8) 6-7(3) 6-4で破って勝ち上がったジャン・ジジェン(中国)と対戦する。 そのほかの試合では第5シードのホベルト・フルカチュ(ポーランド)、ファビアン・マロジャン(ハンガリー)、ロレンツォ・ソネゴ(イタリア)、ワイルドカード(主催者推薦枠)で出場したドミニク・コプファー(ドイツ)が2回戦に駒を進めた。 第8シードのフェリックス・オジェ アリアシム(カナダ)はコプファーに4-6 3-4とリードされた時点で左股関節のケガを理由に棄権し、初戦で姿を消した。
テニスマガジン編集部