【MLB】ローレアーノをノンテンダーFAにしたブレーブスが外野手の補強を狙う 左打者の獲得を希望か
米メディア「ジ・アスレチック」のケン・ローゼンタール記者によると、ブレーブスは外野手の補強を狙っているようだ。ロナルド・アクーニャJr.が来季の開幕に間に合わないという状況のなかで、ラモン・ローレアーノをノンテンダーFAにするという意外な動きに出たブレーブス。打線の左右のバランスを考慮し、左打ちの外野手の獲得を希望しているとみられる。ただし、来季前半戦のうちにはアクーニャJr.が復帰できる見込みのため、大物外野手の争奪戦には加わらない可能性が高い。 2024年シーズンの主要アワード受賞者まとめ ローゼンタール記者によると、ブレーブスは外野手、できれば左打者の獲得を希望しているという。打線のなかに左打者がマット・オルソン、マイケル・ハリス2世、ジャレッド・ケルニックのほかにスイッチヒッターのオジー・オルビーズしかおらず、マーセル・オズナ、オースティン・ライリー、ショーン・マーフィー、オーランド・アルシア、そしてアクーニャJr.と右打者にやや偏っているからだ。ローレアーノをノンテンダーFAにしたのは、予算上の問題だけでなく、ローレアーノが右打者であることも関係しているのかもしれない。 ただし、早ければシーズン序盤のうちにアクーニャJr.が復帰してくるため、ローゼンタール記者は「フアン・ソト、アンソニー・サンタンデール、テオスカー・ヘルナンデス、ジュリクソン・プロファーといった大物外野手の獲得に動く必要はない」と指摘。そのうえで、補強ターゲットになる可能性のある左打ちの外野手としてマイケル・コンフォート、マックス・ケプラー、デービッド・ペラルタ、マイク・トークマン、ジェシー・ウィンカー、アレックス・バーデューゴ、ジェイソン・ヘイワードらの名前を挙げた。 もちろん、補強ターゲットは左打者に限定されているわけではなく、右打ちの外野手ではマーク・キャナ、ランドール・グリチック、オースティン・ヘイズ、タイラー・オニール、トミー・ファムらも獲得候補となるだろう。ブレーブスが打線に誰を加えるか、今後の動きに注目だ。