【バドミントン】アジア団体選手権で日本女子が中国に3-2で勝利! 若手中心の強豪に競り勝ってベスト4進出!
2月16日に開催されたアジア団体選手権(マレーシア・シャーアラム)4日目は、決勝トーナメント・準々決勝が行なわれた。男女ともに予選リーグを1位通過している日本は、男子がインドと、女子は中国とベスト4をかけて激突。女子は中国との接戦を3-2で制し、準決勝進出を果たした。 若手中心で今大会に挑んでいる中国は、予選リーグでインドに敗戦し2位通過。予選のグループリーグで1位となった日本と、準々決勝で対戦することになった。 その第1シングルスは、中国が先制する。日本は大堀彩でポイントをつかみにいったが、世界ランク8位の韓悦(ハン・ユェ)に0-2のストレート敗け。第1ダブルスに起用された志田千陽/松山奈未も、若手の李怡婧(リ・イージン)/羅徐敏(ルオ・シーミン)に第1ゲーム13-21で落とす展開となった。 しかし、第2ゲームを11本で奪い返した志田/松山は、続くファイナルゲームも21-13で勝利。1時間を超える熱戦をモノにした日本が、1-1のイーブンに戻して第2シングルスへ。ここで登場した奥原希望は、王祉怡(ワン・ジーイ)に第2ゲーム24-22で制して最終ゲームに持ち込んだが、最後は失速して1-2で敗戦。中国が再びリードを奪った。 1-2とされた日本は、第2ダブルスの櫻本絢子/宮浦玲奈が負ければチームも敗れる状況。プレッシャーがかかる場面となったが、経験豊富な櫻本/宮浦が中国の若手ペアを9本、10本で一蹴した。 スコアを2-2に戻した日本は、第3シングルスの仁平菜月が、世界ランク110位の陳露(チェン・ルー)を2-0で抑えて勝利。日本が中国を3-2の逆転勝利で退け、準決勝進出を決めた。日本は準決勝でインドと対戦する。
文/バドミントン・マガジン編集部 写真/BADMINTONPHOTO